暫しの間の別れのキスは涙の味…切ない😢
役立たずと虐げられ、何の役割も与えられず城の奥にとじこめられ、死なないから生きていただけのマクシー。
傭兵としての人生を選び、死なないように生き抜いてきたリフタン。
二人とも今迄ずっと「生きている意味も理由も分からない」人生だったのではないか?
そんな二人が、愛し愛され、お互いを掛け替えのない大切な人だと想いあえた事で、やっと「生きている意味と理由」を見出せたのではないかと思った。
リフタンの身を案じ、溢れ出るマクシーの涙の美しさと、マクシーが穏やかに過ごせるよう祈っていると言うリフタンの言葉が胸に響いた。
リフタンはマクシーの為に生き、マクシーもリフタン為に生きている。
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オークの樹の下
113話
第113話