4.0
ヒロインに共感できるかが分かれ目
物語のある程度まで読み進めていましたが、この作品は、ヒロインの気持ちや行動に共感できるかが好き嫌いの分かれ目だと思います。レビューを拝見しても、好き嫌いがはっきり分かれていますね。私も、ある程度まで読み進めて、今お休み中です…。ヒロインの生き方についていけなくなりました。絵は綺麗だと思います。
ヒロインは、自分の生きる世界が物語の世界で、愛する婚約者カリックスが、いずれ聖女と結ばれる結末であることを知っている。だから、彼との間で子を身ごもった後、黙って姿を消す。しかし、7年後、ヒロインを探し続けたカリックスに見つかって、彼のもとに戻る。「カリックスが好き、でも駄目、好きになっちゃいけない。でも好きよ」と周りを振り回すヒロインに、どっちやねんと突っ込みたくなります。
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