5.0
金曜日が待ち遠しいです
本当にどっぷりとはまってしまいました。
余りに頻繁に宣伝されるので、何気なく読んでみたのですが、魅入られてしまい、無料部分では飽き足らなくなり、即座に全話購入決定!!
毎週、更新される金曜日が待ち遠しくて仕方がありません。
リフタンのマクシーへの偏愛とも言える溺愛っぷりに萌えます。
騎士団の騎士たちの白い目はまだ若干続いていますが。これはマクシーが結婚後3年間に渡って、リフタンの領地に来なかった為で、領主の妻としての役割を放棄していたと思われていたからです。
マクシーとしては、初夜の後、目覚めてみれば夫となった人はどこかに行ってしまい置いてけぼりにされた訳なのですが、騎士たちにそう思われても当然だと言うことが、読者にわかり易いように何度も丁寧に描かれています。
魔法使いのルースが舞台回しの役割も果たしていて、その語り口もすごくいいです。
私はマクシー付きの女中のルディスの目でマクシーをめぐる周囲の目が変わっていく様が描かれている35話が特に好きで何度も読み返しています。
特に、「領主さまは奥様をまるで触れたら割れてしまう宝石を扱うかのように大切になさっています」という描写なんて、マクシーの実家での扱かわれ方を思うとじ~んとしてしまいました。
それでもマクシーは愛されても愛されても、というか愛されたら愛されただけ、このリフタンの愛情がいつまで続くのかと不安に思ってしまうような女性で、自己評価が低すぎるのです。
ちらって出てくる妹のこととか、彼女の家庭環境とか、まだまだ謎に満ち溢れています。
ああ、早く続きが読みたい!!
このまま更新が止まることなく順調に続くことを祈っています。
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オークの樹の下