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ポジティブな晴菜がいい子過ぎる
中学時代はソフトボール部のエースとして部活を満喫した晴菜は、高校生になったら素敵なカレシをゲットすべく、少女漫画を読み学習してきた。ナンパされようと気合を入れて一人立ってみたものの、なぜか晴菜だけいつまで待ってもナンパされなくて。ショックを受けたが、何とかカレシを作るべく、イケメン男子のヨウに「恋のレクチャー」を受けることに成功して……。
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中学時代はソフトボール部のエースとして部活を満喫した晴菜は、高校生になったら素敵なカレシをゲットすべく、少女漫画を読み学習してきた。ナンパされようと気合を入れて一人立ってみたものの、なぜか晴菜だけいつまで待ってもナンパされなくて。ショックを受けたが、何とかカレシを作るべく、イケメン男子のヨウに「恋のレクチャー」を受けることに成功して……。
母親が亡くなってから、大家族の食事などの家事一切を引き受けてきた元気少女リリコは高校一年生。父親は安定した仕事をやめて便利屋を始めたのだが、父親が急に入院することになり、引き受けて仕事をリリコが受け継ぐことに。発注主の高層マンションに行ってみると、金持ちのボンボンらしき男の子が一人で住んでいて、彼の食事の面倒を見ることになる。我儘一杯の高校生湊に最初は焼いていたが、次第に二人の心の距離が狭まっていって……。
最初の頃は少女マンガの主人公にしてはちょっとと思われた黄理子のビジュアルがどんどんあか抜けて綺麗になっていったのには若干驚いた。「わっぱ」と呼ばれている曲げわっぱのお弁当箱(このわっぱさんが語り手になっている)に毎朝お弁当を作って会社にもっていく黄理子は、デザイン事務所に勤めるデザインナーを目指すOL。そのお弁当(土鍋で炊いた玄米ご飯や丹精したぬか漬けが入っている自然食)からの匂いをひどいと言うのは主任の荒井(なぜ社長のはずなのに主任と言われているのかは不明)で、7人いるスタッフは荒井を除いて自分で作っているか作って貰っているかは別としてみな弁当派である。
グルメマンガというほどではないが、美味しそうな料理の作り方もかなりスペースをとって描かれてもいる。黄理子と荒井、後に紫藤との恋愛のあれこれが描かれている恋愛マンガとしても読める作品。
ごく平凡なOLだった理沙がいきなり異世界に転移して、余りのご飯のまずさに奮起して、カフェをオープンすることになり、自分の馴染んだ料理を異世界に広める物語。簡単にいってしまえばそんな感じなのだが、異世界転生ものとしてはすごく安易な感じで物語が進んでいく感じを持った。悪役もほとんど出てこないしそれはそれでいいのだが、転生した時から専属の妖精
(バジルちゃん)が理沙にはついていてし、すぐ国王の親戚の高位貴族の家に保護されるし(養女にまでしてくれる)、散歩に行けば手頃な店舗がすぐ見つかり、カフェをオープンしようとすれば食材の仕入れ先の商社(保護先の貴族の妻の兄)がバックアップしてくれる。挙げれば一事が万事こんな感じ。転生前は会社でお弁当が評価されているくらいで、たぶん料理好きなんだろうなというくらいの素人だった理沙が宮廷料理人を指導とかちょっとやり過ぎな感がある。面白くない訳じゃないんだけどね。
洋服屋でアルバイトをしながら、夢であるファッションデザイナーなるため頑張ってきた美奈。やっと夢が叶ってデザイナーとして就職が決まったタイミングで事故に巻き込まれ、気が付いたら森の中で草の上に横たわっていた。どうやら異世界に転移したらしい。困っているところを助けてくれた新人冒険者のマリウスについて行き、自分も冒険者登録をすることにした美奈だった。冒険者ギルドで日本札を出すと、受付の女の子が鑑定係に話を通してくれて高額で買い取ってもらえることに。
お礼をしようとマリウスの服を作ることにした美奈だったが、彼女の作る服には次々と不思議なことが起こり……。
1年間と期間を決めて愛のない偽装結婚をすることにした彰人と小春。契約期間満了の一日前になって彰人にレストランで食事をすることを提案され、自動車で向かう二人だったが、飛び出してきた車を避けられずに事故に遭ってしまう。小春は彰人が庇ってくれたお陰でほとんど無傷だったが、頭を打った彰人は入院しいて精密検査を受けることになる。頭の怪我は幸い軽いようだったが、彰人は事故の前の1年間の記憶を失っているようで……。なぜか事故前とは打って変わって小春に優しく接する彰人に戸惑いながらも惹かれていく小春だった。
カレシに誘われネトゲを始めたのに、ネトゲで知り合った女の子を好きになりカレシと別れることになった大学生の茜。ネトゲのイベントが開かれることを知り、リベンジしようと参加するがそこで無愛想なイケメンに出会う。それがネトゲでもあっさりかわされたことがある高校生の山田くんだった。山田くんはイケメンなせいかあちこちで女性に声を掛けられてきたがそれを嬉しいというより迷惑に感じるような少年で、人間味がないような扱いを受けてきた。ところが本当は優しくて、懐も深いところがあるナイスガイだった。ただ小さい頃に不登校の女子を面倒をみてあげた時にその子を傷つけてしまったことがあり、女子には近づかないようにしてきたのだ。ただ茜とは互いに話が合うことや表面上ではない人となりを知ることによって惹かれていきます。
ヒロインのルーチェは、婚約者がいるのに複数の男性と関係を持ったとして、婚約者に糾弾され高額の慰謝料を請求される。貴族の身分も名誉も剥奪され、家族との縁も切り、慰謝料を払うために国立研究所と終身契約を結び、5年に渡り慰謝料を払い続けたルーチェ。だが慰謝料を全て払い終えたタイミングでなぜか皇太子に呼ばれ、首都の社交界に舞い戻ってくることになった。5年前ルーチェを無実の罪に陥れる証拠となったのは、彼女が不倫相手と交わしたという手紙のせいだった。その手紙には読むのも憚るような情交のあれこれが詳らかに書かれていて、それが動かぬ証拠として採用されたのだ。5年がたちルーチェに証拠として保管されていた手紙を再鑑定する機会が得られる。筆跡鑑定の第一人者のよって彼女の手紙は再鑑定されると、彼女が書いた手紙ではないことが明らかにされ彼女の無実が明らかにされる。裁判の再審への闘いが始まったのだ。
悪魔と称される公爵家のラハンと伯爵令嬢のイスエルとの恋が描かれたラブロマンス。イスエルは少女の頃に宮殿の庭園でトラウマをもつような出来事に遭遇してしまう。それで家族から過保護なほどに守られ、一切社交界に出ることなどなく、自分の趣味の彫刻に打ち込む毎日を送ることになった。やがて彼女が彫刻したものに、聖なる力が宿ると評判になる。美しく育たイスエルにひょんなことから出会ったラハンが求婚することになって周囲を驚かす。だが実は二人は子どもの頃に森で出会っていて、親しくしていたのだ。その時ラハンがイスエル渡した指輪はずっと彼女を護ってきたのだ。ラハンは彼の赤い瞳のせいで呪われていると言われて傷ついてきたが、イスエルはその瞳を夕焼け色で美しいと言ったのだ。再会した時ラハンは、すぐにイスエルがあの森で出会った少女だと気づき、運命的再会に感謝する。
オスカルをめぐる4人の男性、アンドレ、ジュローデル、フェルゼン、アランの本編では触れられなかったエピソードが描かれているファン必読の書。オスカルと結ばれたアンドレがオルレアン公の寵妃の隠し子だったなど興味深い。
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高校デビュー