最近は夜読むときにビール準備しておきます。
カ◯ジのあの言葉が出るとは…!ザワ…
-
1
12206位 ?
最近は夜読むときにビール準備しておきます。
カ◯ジのあの言葉が出るとは…!ザワ…
最初の数ページで串揚げが食べたくなります。
隣国の王女様の存在忘れてました。以前来客したジャン=フランソワ…(だっけ?)もうろ覚えですが、憎めないキャラが微笑ましいです。
この先と前作のメタファーを楽しむ必読回。
カネキの「責任」は本人を苦しめる。前作から引き続き"喰種"(となったヒト)は躊躇を乗り越えてやりたいことを遂げようとするが、今作でカネキは自分で選んで組織したトップ。アヤトの言葉は重い。
クロはかつて*カネキが喰種であることを受け入れた時に対峙した相手だし、タキザワはかつて同じ喰種捜査官だった亜門さん*が流島で本人と真戸を"救う"助力に恩があるようだし、今回語られないそれぞれの心の内に余韻を考えさせられる。
*は、前作『東京喰種』(:reの前)の話です。
クロナは真っ当ではないかもしれないけれど、正直な子だと思う。
オカヒラ…、字面と風貌は見たような気がするが誰だっけ。
滝沢の人間性が変わってしまったのは、嘉納が喰種化施術の成功体カネキを目指して彼を痛ぶっただけではないのだろう。タキザワの心の奥底が知りたくなる。
亜門さんは以前(re: の前作)の金木と同じ信念なのかな。ただ、強いのか弱いのかよくわからなくなった。単純にタキザワが強いのか。
それにしても、かつて職場で席を並べていた者同士、戦闘で互いに背中を預け合った者同士が対立するのは切ない。アキラの言葉を踏まえてヒトか、喰種化の失敗作か成功作か、という違いではない、根本的な心持ちというか人間性を考えさせられる。
とりあえず現時点での人間性の最底辺は嘉納。
まさかの前作からなる多大な伏線回収。読むべき回。
誰もが「よくわからない」と云う有馬貴将が語った自身の身の上と心情、淡々と秘密を吐露する姿とカネキケンに対して残した希望。相対して(特に清そうで穏やかな吉時の)和修家が持ち続ける権力に対する心根の汚さが際立つ。
マルよくやった。
あの前作終盤、地下でカネキと最期に会ったはずの永近の気配が。
「東京喰種」の核心に迫り、より引き込まれる。
杉元が鶴見の目元に砂金を投げるシーンが、網走で土方が犬童典獄に血を投げたのとダブる。
土方が投げたのは自身から流れて貯めた血だった。犬童にとって執着した土方の血が死線を分けた。
杉元が投げたのは、彼らや金塊のために犠牲になった者たちから流れた血と同じなんじゃないか。鶴見が執着した金が死線を分つのか。
あけましておめでとう、ありがとうございました。
久しぶりに読んだけど『聖⭐︎おにいさん』たちのほのぼのさに癒される。
先を知りたいのと胸が痛くなるのとで、読むのに体力が奪われる。でも目が離せない。
鶴見中尉はソフィアと自分の体験で過去の物語を紡ぎ合わせ、アシリパとソフィアと月島たちにも聞かせるつもりで過去の物語と、未来を語っているんだろう。
事実は変わらないが、真実は角度や人によって違う。そこに報いや救いやがあることもあれば恐怖や罪悪感を植えることもある。
鶴見中尉はわかってやっているからこそ、誰にとっての真実を語るのか、いまだに腹の底が見えない恐ろしさを感じる。フィクションが混じっていても知るよしもない。
ただ鶴見中尉の100年後の未来がどうなっているかわからないことは事実だ。第二次世界大戦後に日本は北海道を含んだ形を残したけれども、日露戦争から約100年後の2024年現在、ロシアがウクライナ侵攻まっただなかの状況にあることが痛烈な皮肉に感じる。
爽やかな『雨に唄えば』からの乱闘とかご飯茶碗持って走ってくる菊田さんとか、みなさまのコメントに激しく同感。
杉本の神奈川から京都までの道のりぐるぐるはどうしたことか。
今までの江戸貝くん家での猫のお土産と出世話、ジャック・ザ・リッパーが信奉していた生まれへの偏見と妾腹、鶴見中尉が持ち続けた小指の骨と捨てられた髪束、この作品は隠喩の表現がとても豊かだと思う。
有古本人は生まれを気にしなかったのに、周りはそうじゃなく力松と呼ばれたりイポプテと呼ばれたり、振り回された姿がアイヌや少数民族のオマージュなのか。
ただ、有古には菊田特務曹長がいてくれた。救いがあったよかった。
異世界居酒屋「のぶ」
149話
第76話 邂逅(1)