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愛そのもの
王と側仕えの巫女、身分差のあるラブです。ひたむきなルクル、だんだんルクルに惹かれていくユリウス。最後は、お互いを思いやる大きな愛で締めくくりです。ユリウスが人間の姿に戻ることができて本当によかったです。
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王と側仕えの巫女、身分差のあるラブです。ひたむきなルクル、だんだんルクルに惹かれていくユリウス。最後は、お互いを思いやる大きな愛で締めくくりです。ユリウスが人間の姿に戻ることができて本当によかったです。
貴族社会では、女性はいつも家の利害関係の煽りを受ける。拒否権はなく親の決定が決まりですから。よくぞ離婚を女性の方から発言したと驚きです。実際、共に生活していないことで決断できたのだと思います。自分の好きな人と幸せになれるといいです。
妹の我が儘がなぜ容易く受けいられるのかわからない。どちらもあなたの娘なのに。ましてやお妃教育を受け準備してきたのに。婚約解消になってみて「はて?」ってことになっても、もう遅いです。あまりにも歳の若い結婚は難しいとしか言えない。
トップにいる方々は見る目があります。計算高い人間か清らかな心持ちなのか。皇帝教育でたくさんのことを身につけていらっしゃいますから。でも、身分差のお付き合いは大変だと思います。
会話の度に吃り普通であればもどかしさが態度にあらわれたりすると思うのですが、リフタンはごく自然に対応している。マクシミリアンへの思いやりが暖かい。彼女もそんなリフタンに自分の役目を果たすことで答えようと城の管理に励んでいる。お互いを思い会う姿は心があったかくなります。
ストーリー、好きです。
高校の頃付き合っていた元カノとの逢瀬は、ある意味裏切りです。男の心の底、女の復活を狙う下心、見え見えです。妻の悩みに寄り添わず、元カノには相談にのるだなんてホント理解出来ない。このまま夫婦やっていけるのか?無料読みだけでは分かりません。ポイントためてコツコツ読みます。
貴族社会では当然のことなのでしょうけど、自分の思いよりも家の事が大事。男性主導の世であれば尚更、こと無かれの生活になってしまいそう。立ち回りが上手くないとやられっぱなしになってしまいそう。
どうか、良い風が吹いてきますように。
お互いの言動に誤解があったようで、恋愛に臆病になっている二人。でも、そんなことがあったにもかかわらず、心の中ではまだふっ切れていなかった。すぐに次の恋に進めなかった二人。今からやり直しの恋に前向きに進んで行って欲しい。二人のペースでめちゃめちゃ素敵な恋をして欲しい!
心の声が笑えます。
木絵さんの妄想が面白い。高台さんの笑いが聞こえてきそうです。私は、リビングで声だし笑い。夫が呆れていますが気にしない。作家さんがきっと面白い方なのですか?
茅野さんの文芸愛が報われるのかと、嬉しくなりました。「言葉が綺麗」って素晴らしい褒め言葉です。どんどん新しい言葉が生まれて、これまで使っていた言葉が死語になってしまうのに追いついて行けないから。
金子みすゞさんの詩を愛する茅野さん応援します。
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蒼竜の側用人