3.0
47話までの感想
カリアードの正体があかされるまでは、主人公がイケメンイケメン言ってるド天然のちょっとアホな子に見える。前世の普通の女子大生っぽい性格で、転生要素の意味がまだあまり活用されていない。ただ、あまりにもカリアードがさつじんきと気づかなさすぎるのはド天然を超えていて辟易してくる。
金髪の時はそこまでイケメン言ってないじゃん?とか、皇帝に逆らった貴族は爵位や財産など剥奪で、親族にもそれは及ぶのに、子供が継承するのはOKってあり得ないだろ?とか、そもそも逆らう人の処遇として甘すぎでは?とか、舞踏会の会場にさつじんき来てたら貴族たち即逃げるだろ?とか、大公ではなく大公妃が補佐もなしに政治的なことすべてやるのはありえんとか、ツッコミどころはいろいろある。
神が出てきて、カリアードの正体が明かされてから、別人がストーリー引き継いで書いてるかのような違和感がある。
星についての情報が小出し、かつ説明ゼリフでよくわからず。カリアードと神話の中のカリアードがごっちゃになり、地の神の男嫌い設定が消えてるし、なにより、カリアードが主人公に甘々してるだけのフヌケっぽくなってしまって残念キャラになっている。
ご都合主義要素が気にならず、伏線の回収がスローかつ説明ゼリフでもよいのであれば楽しめるかもしれない。
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これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!