月夜の桜さんの投稿一覧

投稿
116
いいね獲得
133
評価5 26% 30
評価4 24% 28
評価3 28% 32
評価2 13% 15
評価1 9% 11
1 - 10件目/全25件
  1. 評価:3.000 3.0

    NEW
    50話までの感想

    ネタバレ レビューを表示する

    設定や話の構成はおもしろいと思うが、なにもかもが荒い。
    主人公はあまり考えずに行動する大ざっぱな性格で、トラブルに発展したりもするが好印象。
    小説の悪女に転生した理由が、フラフラしてたらたまたま魂がなく無傷の体があったから入ったとか、後に元の世界の本来の自分の体に戻って、また小説の世界に戻ってくるとか、キャラに合っているし王道じゃない感じでよい。
    対して、レナードのまじめでハッキリした性格はよいけれど、魅力的とはとても思えない。
    元のアシル男爵が他殺だとなぜか決めつけてるし、最初から主人公を卵泥棒だとか子どもを捨てようとしてるとか、根拠が薄い思い込みの決めつけばかり。その上、主人公が中身は別人という話をあっさり信じる。どこが優秀な捜査官なんだ?
    全体的に、作者は次の展開がわかっているから、それを主人公やレナードの予測としてしゃべらせて後に正解だったとか、そういう、根拠の説明がないとか決めつけとかで次の展開がその通りになる感じや後付け的な話も多く、「なぜ?」「は?」と読者としては置いてきぼり感をくらうことも多い。
    元の卵の持ち主って皇室(管理)では?とか。
    主人公が魔法でロープを動かしてレナードを捕らえようとして、2人ともロープに捕らえられて転ぶが、転んだ後の描写はロープで縛られてるのはレナードだけで、次のコマではレナードもロープから解放されているって、どういうことよ?とか。
    レナードが、徐々に主人公を元のアシルとは別人として実感し好意を持ったが、後に元のアシルを嫌悪しているらしいことが描かれ、え?!となったり。
    何百年ぶりのドラゴン出現であり、伝説的にしか知らないはずのドラゴンなのに、レナードはドラゴンとの刻印が不完全だとか、他の共鳴が断ち切れてないことがなぜわかるのか?他の共鳴が断ち切れていない理由は考えないの?とか。
    船内で、レナードが危機らしいが読者的には全然わからず、レニエが主人公に話した話の後の主人公のセリフでやっとわかるが、なぜ主人公はその話でレナードのことだとわかるのか?と混乱。
    騒動が落ち着いた時点で、なぜ主人公はすぐにレニエと話さないの?とか。機械人間が高度な魔法なら魔法部長官が怪しいとレナードの方がすぐ気づくだろ?とか。
    画はかわいいと思うし、読みやすいとも思うけど、とにかく荒いが故の「??」は飛びまくる。

    • 0
  2. 評価:3.000 3.0

    5話までの感想

    ネタバレ レビューを表示する

    ありがちな設定。だが、おかしな点もアリ。
    主人公は李家の血をひいてない。
    ということは、母親が夫に「夫をたらしこんだ女のこども」というようなことを言っているくせに、父親と愛人の子ではなくて、養女ってことだと思う。でも、イジメられているのを見て見ぬふりするような立場の弱い夫が養女にできるのか?恐妻の反対にあうだろうに。他の権力が働いてたとか、どういう事情で養女になったのかは後に明かされるのだろうか?

    将軍は李家への復讐のために嫁にしたというが、
    そもそも復讐のために嫁にする?
    復讐のためなら、まず嫁にした女も李家の一族であり、かなり憎んでいて復讐の対象なのでは?妻扱いせずに、食事や服も与えないようなひどい待遇をするのでは?
    部下や使用人とか誰にも復讐を悟られないようにしておきたいってことか?人格者であったとしても憎しみはかなりのものだと思うが冷静すぎないか?
    復讐の標的にするってことは、李家が妹の事件の犯人だという決め手かあったはずで、李家のことも調べたはず。なのに、主人公が李家の実子ではないことを知らないの?そう思うと、姉の後宮入りは知ってるのかもあやしい。
    そんなんで、復讐のための人質って、嫁をたてに李家に何か要求するつもりってこと?
    「娘として大事にされてきたんだろう」って、苦労してない甘ちゃんなペラペラ思考の上、調査不足なのに、ちゃんとした計画があるとも思えない。
    たいしたことできなさそうなポンコツに思える。

    • 5
  3. 評価:3.000 3.0

    30話までの感想

    ネタバレ レビューを表示する

    はたからみたら冷酷そうな陛下の心の声が激甘。ありがちではあるけど、最初はそれがおもしろい。でもちょっと飽きる。
    陛下の心の声と主人公のやりとりが中心で、ふたりのほのぼのした感じがメイン。
    陛下が主人公を迎えに行ってからのふたりの旅がなんだか端折られてて、インパクトのあるアクシデントではなくても、旅の大変さやふたりで乗り越える苦労、心の距離が縮まる様子などをもう少し丁寧に描かれてるといいと思う。

    • 0
  4. 評価:3.000 3.0

    13話までの感想

    ネタバレ レビューを表示する

    話としてはうまくまとまっていて読みやすい。
    主人公が義家族に蔑まれていて、御曹司との契約結婚というよくある設定。
    だが、舞台は人間と吸血鬼が共存する世界で、吸血鬼が財閥など社会的に高い地位を占めているらしい。そういう設定はおもしろいと思うが、イマイチ活かされていない気がする。『血の契り』関連以外、ほぼ人間として描かれていて、種族間の問題や争いや身分差とかは描かれていない。
    その『血の契り』が契約婚に至る理由なので、作者的にはそれ以外はどうでもよいのかもしれない。

    気に入らないのはタイトルがおかしいこと。
    タイトルの『疎まれ婚』の意味がわからない。
    御曹司の母は人間との結婚に反対しているが、わりとあっさり条件付きで許す。
    父はまったく出てこないのだが??
    主人公の義両親たちは、財閥の後ろ盾を得られるからと結婚に大喜びで手のひら返し。実の娘の方ではなかったのに、それはいいってのは意外。
    イジワル義妹が恨んでそうだが、そこが軽んじられてあまり描かれていないのはどうかと。この手の王道でいえば、後々なにかするんだろうから、伏線はっとくもんじゃないのか。

    御曹司は全然冷血ではない。
    出会いのシーン、主人公を暴漢から救った時に血の契りによる暴走はあるが、それ以外は品よく紳士的で優しい。
    ただ、暴漢の吸血鬼に襲われてる(血を吸われそう)のを助けといて、血のせいによる暴走としても同じように襲っといて謝罪が軽すぎる。
    主人公も平気すぎる。見知らぬ男にいきなり襲われたら相当怖いし、助けてくれた人が豹変して襲われたというのに。

    主人公がポンコツ。
    両親の病院を取り戻したいのに、奪った義家族の言いなりになってるだけで何もしてない。なぜ言いなりに?病院を奪われたのに恨んでないのか?
    目的や計画があって家に居座ってるようにもみえず、現代的な世界だし、そこで養ってもらわなくてもいいんじゃないのかと思う。
    そもそも、病院を取り戻したいという気持ちも契約婚を持ちかけられた時に初めて明かされるって、物語的にタイミングも遅い。
    契約婚に同意を決めてからは、精神的に成長というか、強くなってる気もするので、要するに雑なんだよなぁ。

    舞台設定や御曹司のキャラはよいし、話のまとまりや大きな流れとしては、それなりにおもしろいので、いちばんはとにかくタイトルが悪すぎ。

    • 0
  5. 評価:3.000 3.0

    47話までの感想

    ネタバレ レビューを表示する

    カリアードの正体があかされるまでは、主人公がイケメンイケメン言ってるド天然のちょっとアホな子に見える。前世の普通の女子大生っぽい性格で、転生要素の意味がまだあまり活用されていない。ただ、あまりにもカリアードがさつじんきと気づかなさすぎるのはド天然を超えていて辟易してくる。
    金髪の時はそこまでイケメン言ってないじゃん?とか、皇帝に逆らった貴族は爵位や財産など剥奪で、親族にもそれは及ぶのに、子供が継承するのはOKってあり得ないだろ?とか、そもそも逆らう人の処遇として甘すぎでは?とか、舞踏会の会場にさつじんき来てたら貴族たち即逃げるだろ?とか、大公ではなく大公妃が補佐もなしに政治的なことすべてやるのはありえんとか、ツッコミどころはいろいろある。
    神が出てきて、カリアードの正体が明かされてから、別人がストーリー引き継いで書いてるかのような違和感がある。
    星についての情報が小出し、かつ説明ゼリフでよくわからず。カリアードと神話の中のカリアードがごっちゃになり、地の神の男嫌い設定が消えてるし、なにより、カリアードが主人公に甘々してるだけのフヌケっぽくなってしまって残念キャラになっている。
    ご都合主義要素が気にならず、伏線の回収がスローかつ説明ゼリフでもよいのであれば楽しめるかもしれない。

    • 0
  6. 評価:3.000 3.0

    91話までの感想

    ネタバレ レビューを表示する

    シティハンターのがおもしろい。
    グラスハートがリョウに引き取られるまでの前と後では、かなり雰囲気が異なる。
    引き取られるまでは物語がシリアス。グラスハートが主人公。心臓の記憶として霊的な感じで香もよく出てくる。
    だが、引き取られてからは2人が主人公?
    リョウがモッコリした時だけシャンイン(グラスハート)が香に入れ代わりリョウを殴る。シティハンターではお約束のやり取りだが、これでは心臓の記憶ではなく香が憑依してて違う気がする。
    命がけの組織との戦いからアットホームな父娘と仲間の物語に転じ、シティハンターらしさももちろんある。けどそれがシティハンターがメインではないのでなんとなく中途半端。
    これから依頼解決しだすとそれも出てきておもしろくなるかも?

    • 0
  7. 評価:3.000 3.0

    16話までの感想

    ネタバレ レビューを表示する

    画、雰囲気、世界観、表現法、どれをとっても美術品のような美しさと妖しさがある。
    一般的なドラキュラのイメージとはまったく違う。
    最初は話がわからないが、読み進めていくとわかってくる。
    ドラキュラを運んできた船内の様子と、船が到着する街の少女(主人公?)と少年たちがドラキュラに関わる前からの様子の2方向から物語が進む。
    意図的に謎めいた表現も多くあり、いまいちよくわからないところもあるけれど、モヤモヤ感は少なく、ミステリアスな魅力にみえる。
    ドラキュラ自体はまだぼやけた存在に描かれているが、襲われた船内の恐怖感が上手い。
    ドラキュラの恐怖だけでなく、少年たちも奇妙で、二重人格(?)だったり、変な操り人形を使う女性を飼って(?)いたり。
    かなり独特な世界。

    • 2
  8. 評価:3.000 3.0

    3話までの感想

    ネタバレ レビューを表示する

    つまづいてコケた拍子にキスって…。今どきそんな昭和の少女漫画ネタ…読んでるこっちが小っ恥ずかしくてウケた。もう少し主人公が慌てたり動揺したり恥ずかしがったり、リアクションほしかったわ。
    そのシーンが個人的に衝撃的で他忘れたけど、読みやすい。

    • 1
  9. 評価:3.000 3.0

    7話までの感想

    ネタバレ レビューを表示する

    短編スカッと系によくある、ありきたりな感じ。サクッと読める。この手のカテゴリーで考えれば、よくできてると思う。
    細かいツッコミどころや都合のいい展開はいろいろあるけれど、ポイントは抑えてあり、短編スカッと系と思えば、話のわかりやすさとテンポのよさでカバーできてる。
    それに、全体の軽さや、芋づる不倫とかバカバカしさが、逆に細かいことはまぁいいかという気分にもなる。
    個人的にはもう少しヒネリがほしい。

    • 0
  10. 評価:3.000 3.0

    12話までの感想

    ネタバレ レビューを表示する

    初めは、主人公の不幸と転生時の付与スキルの説明。
    主人公は、悪い神に弄ばれて命を落とし、良い神により、さまざまなスキル付与の高待遇にて異世界に転生。
    転生後の話は、主人公が、暴漢に襲われたところを助けられ、前世や神との会話の記憶が戻るところから始まる。それまで無能状態で親に捨てられた不幸さがさらっと語られる。
    ここまでは、スキル情報を始め、文字による情報がかなり多い。
    記憶が戻ったのでスキルが使えるようになり、良い縁にも恵まれ幸せな日常が描かれていく。
    だが、不穏な動きも見え、これから波乱がありそうな予感。

    かなり不幸な部分は過去の話としてほとんどセリフ説明で、主人公自身が気にしていないので不幸感が抑えられ、今は幸せという感じが前面に出されている。
    設定はおもしろいし、よく考えて作られていると思うし、読みやすい。
    が、物足りなさを感じる。
    主人公が元は高校生なのに、転生後、年相応の子どもキャラで、いろいろ気にしない性格が、良くも悪くもな感じ。
    いろいろ付与されたスキルがあまり活かされてなく、優秀さは伝わるがインパクトが薄い。
    設定のわりにストーリーが淡々とした日常。
    これからいろいろ起こりそうではあるが、物語の土台作り部分が長く、面白みに欠けるために、ちょっと飽きてきてしまうのでもったいない。もう少し早い展開か、イベントごとがほしい感じ。

    • 2

設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています