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ヒロインの婚約者の器量の大きさに感服
ヒロインのマリエルは小説家ってことで、好奇心旺盛なのは良いけれど、時として婚約者のシメオンに迷惑をかけたりするわけで。でも、そういうヒロインを愛せてしまうシメオンは心が広いな。
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ヒロインのマリエルは小説家ってことで、好奇心旺盛なのは良いけれど、時として婚約者のシメオンに迷惑をかけたりするわけで。でも、そういうヒロインを愛せてしまうシメオンは心が広いな。
現実においては絶対にありえない設定のような気がするけれど、もしも自分にも前世で運命的な出会いがあって、でもその人とは結ばれることが無くて。そうこうしているうちに、現世においてその運命の人と再び会えたけれど、どう見ても障害のある恋となりえる場合、自分はどうするんだろう、とこの作品を通じて考えさせられた。
よくわからなくて面白い。ちょっと絵はホラーチックでこわいんだけれどもコミカルだしね。モグラのような人、実際にもいるんじゃないかと、少し思ってみたりもした。
う~ん。司の父親はホストクラブ以外にも色々な事業を手掛けている事業家。ヒロインの父親はバイク屋さんを営んでいるので自営業でつまりこちらも規模は小さくても事業家。ヒロイン自身は公務員で司はホスト経営者って肩書だけれど、背景を考えてみても案外お似合いだよね、とは思った。
ヒロインが気の毒で、そして健気。最終的に清麿と結ばれてお互いのために良かった。あと、清麿の親父さんやヒロインの親戚達や清磨の「婚約者」とされていたイチや加工場の従業員のマサなどが人として酷かった。
フィクションではあるけれど実際にこういうことも、もしかしたら案外起こりうるかもしれないなぁ、と思いました。
この作品のチャームポイントは何と言ってもバルド公爵の甥であるリオンのかわいらしさですね。彼がやることなすことかわいらしいのでほっこりします。
こういう設定を思いついた作者の着眼点が、まずは凄いなぁと思いました。確かにこういう受付嬢はいそうだよな、(いや、ないな、ありえない、と)。
全然知らなかった作品。でも読んでいて面白かったです。割と早い段階から犯人の目星はつくけれど、どういったやり方で犯行を実行するのか、という点がわからなくて、結末で納得することがしばしばありました。
描いた絵を実体化させる能力がある主人公が羨ましい。ただ、自分の好みの色の絵の具が無いから、と新たに絵の具を描いて自分好みの物をゲットしたのは、それできるの?と少し思いました。
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マリエル・クララックの婚約