4.0
傍観者、とは
アリシアのために結婚したヒロインのレイチェルとノア。でも実は、両片思いなんだろうなぁ。タイトルの傍観者、は多分ヒロインを指しているように思う。でも、もしかしたらアリシアのことかもしれないし、ノアのことかもしれない、とこれまた一人の傍観者である読者に思わせる作者の技量が凄いなぁ、と思いました。
-
0
11071位 ?
アリシアのために結婚したヒロインのレイチェルとノア。でも実は、両片思いなんだろうなぁ。タイトルの傍観者、は多分ヒロインを指しているように思う。でも、もしかしたらアリシアのことかもしれないし、ノアのことかもしれない、とこれまた一人の傍観者である読者に思わせる作者の技量が凄いなぁ、と思いました。
ヒロインが男前、なんですよね。武力もだけれども、なによりも戦略家で頭も良い。そりゃぁ、隣国の王太子からも愛されるわな、と納得できました。
世間体の良い毒父親と毒妹に虐げられていたヒロイン。なぜなら色なしだから。いやぁ、理不尽ですな。実はヒロインが強烈なオーラの持ち主で最後はざまぁとなる展開に読者としては、ほっとしましたけれど。
弁護士って儲かるイメージがあったけれど、必ずしもそうではないらしい。東海林先生と赤星君、どちらが最終的にヒロインのプライベートでのパートナーとなりうるのか、結末が見れていないので気になりました。
昔語りをするほど世の中を知っているわけではないけれど、古き良き任侠さんたちは筋を通すというかある種の掟(ルール)に忠実で、弱きを守る精神を持っているとか。そういう意味では現代日本で疎まれてしまった昔気質の任侠さんが転生できたのは、ある意味良かったのかもしれない。
ゴリラが加護者でしかも最強で、しかもかごしているのが女性、とかナイナイっと思っていたので、最初はこの作品を読もうかどうしようか迷ったけれど、読んでみたら普通に面白かったです。
お医者さんって大変なお仕事だと思う。お給料が良いとか、そういったことばかり注目する人たちもいるかもしれないけれど、やはり高い給金を貰うために努力してきた人たちなんだと思う。
一ノ瀬さんはなまじっか良い人すぎて慎重になってしまったから、横からかすめ取られたのかな。主人公の家庭内の事情もあったしね。悩ましいなぁ。
日向先生の薬屋さんシリーズも面白いですが、この作品の設定もなかなかユニークで魅力的ですね。人間が神社における神様になれる、なんていう発想が良いな、と思いました。
セシル殿下がとにかくハンサムだし、全体的に絵が綺麗。自称悪役令嬢なヒロインも髪の毛にボリュームがあって華やかで、とにかく素敵でした。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
傍観者の恋