2.0
主人公が大好きな小説の世界に転生し、推しの王のメイドとして働くが、王から溺愛されるようになってしまう。王に掛けられた闇の呪いを解くために、小説の筋書きどおりに聖女を結ばれるよう奔走するような展開です。好きな小説ならその世界観を尊重すべき主人公が、王に対しての行いがややお節介すぎます。王の視察に同行し、聖女と思しき女性に出会った際、勝手に王のスケジュールを変更するなど、メイドとしては不適切な行動をとってしまうのは、いくら王がメイドを溺愛しているからといって、その行動は不敬であり、王のことをそこらへんにいる彼氏程度にしか思っていないように見え、この作品に対して感情移入ができません。
-
1
闇の王、たかがメイドを偏愛ス。