5.0
王妃になるのは、相当な覚悟がいる。
聖女見習いのアイニが編入してきてから、雰囲気が変わってきた王立学園。
彼女は「学園には身分差がない」というのを間に受けて、誰でも気さくに話しかけて、周りをヒヤヒヤさせていた。
もともと男爵家の庶子だったのが光魔法の使い手だということがわかり、聖女見習いとして王都にやってきたのだ。
男爵家では何かあった時に立場が弱いと、宰相の侯爵家で面倒を見ることになった。
この家には、前妻の娘と腹違いの息子がいた。
前妻との娘、ベルナルデッタはアイニの教育係に指名されたが、やる気のないアイニに躱されてそれも進まない。
腹違いの弟にはその時間を邪魔されてしまう。
自由奔放なアイニはエリーク王太子にも近づくが、婚約者のセラフィーナは何も言わない。
エリークがとくにアイニに特別な感情を持っていないことは知っていたから。
エリークも全くその気がないのだ。
アイニと取り巻きが期待しているだけ。
だって、二人には小さい頃からの絆と覚悟があるから。
それを知らないアイニには勝ち目がないわけで。
それにしても、聖女の見習いなんだから、まだ地位も低いわけでしょう。
自分の力を使いこなせてこそ、聖女なのだから。
習うことも多いはず。
学園生活、謳歌しすぎ。
小説も読みました。
各主要人物視点でのお話で、面白かった。
特に、ジェラルドが策士でよかったです。
何度もサンドラに励まされていたから、恋心を抱くのは当たり前。
しかし、3人とも、悪役令嬢ではないですね。
自分の立ち位置がわかっている、素敵な女性たちです。
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悪役令嬢たちは揺るがない