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賢くて鈍いマルグリット
敵対する家に王命で結婚することになったマルグリット。
妹のイザベラが拒否したから、おはちが回ってきたのだ。
実家でかなり酷い仕打ちを受けていたマルグリットは、これはチャンスとばかり喜ぶけれど。。
彼女、嫁ぎ先で使用人からすらいじめられていたとしても、痛くも痒くもない。
実家のほうが酷いからだ。
何をされてものほほんとしているマルグリットは、周りを巻き込んで、敵対していると言う事実も緩めてしまう。
ルシアンも根本的に優しいけど、母親の影に隠れていたことが多かったために自分の意見を言えない。
その辺、王妃と第3王子がいい仕事をするわけです。
でもルシアンに、愛するつもりもないといわれ、愛さなくても結構です。と答えたマルグリット。
それで傷ついているのがルシアンだとは思ってもいないでしょうね。
マルグリットは実家でも領地経営に携わっていたのだから、良い公爵夫人になるでしょうね。
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政略結婚の夫に「愛さなくて結構です」と宣言したら溺愛が始まりました