4.0
包容力のあるリフタンが
マクシミリアンは、社交界にも出ず、病弱だとされて家に閉じ込められていた。
滑舌が悪いからと、父親にも疎まれて暴力まで。
これは滑舌が悪いから疎まれるのか、
暴力があるから、吃ってしまうのか。
どっちが先でしょうかね。
結婚した次の日には旦那が戦場に出てしまい、3年が経ってしまう。
英雄になった夫にはもっと身分の高い人が合うのでは。と自分に自信がないから思い込んでしまうマクシミリアン。
父親の暴言もその大きな理由。
確かにいつもいつも吃ってしまう人が近くにいたら、イラつくのはわかるけどね。
でも、旦那のリフタンは違った。
吃ってもそれを否定することもない。
器の大きな人だ。
彼に愛されて、きっと自信を取り戻していくのでしょう。
それに甘えず、自分で直す努力もしてほしいな。
父親の影に怯えずに頑張ってほしい。
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オークの樹の下