Doramiko さんの投稿一覧

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11 - 20件目/全180件
  1. 評価:5.000 5.0

    多才なヒロイン

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    前向きなヒロイン、ルクレツィアは、醜悪公と呼ばれるラミリオに嫁ぐことになる。
    妹に婚約者を取られたからだ。
    ルクレツィアは、寝とった妹に教育を施そうとするけど、やる気なし。

    ルクレツィアは色々評価されてきたけど、努力の人でもあったわけで。
    やる気があるから、前に進めるんでしょうね。

    父親もひどい。
    自分一人で育てられないからと、森に置き去りにすることないと思う。
    しかも赤ちゃんだったはず。

    ラミリオも初めは戸惑っていたけど、治療してもらって自分に自信がついて。
    いい感じになるわけです。

    やはり前向きになるというのはいいことですね。
    それには、コンプレックスを取り除くのは効果的です。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    逞しい

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    リュシエンヌはマリアと名を変えて平民として生きている。
    もともとは王女だった彼女は、祖国が滅ぼされてから、数年こうしているのだ。

    ある日、囚人の食事係に任命され、食事を持っていくと、囚人とは思えない男性がいた。
    彼は高貴な人だったのだ。
    死にそうになっていた彼、ジルベルトを助けたマリアは、不敬が重なって職を失うことに。

    一方、命を取り留めたジルベルトが、マリアを探し始める。
    ジルベルトは、王女リュシエンヌも探していたのだ。

    ジルベルトはマリアを恩人として匿うが、マリアは自分の国を滅した王太子が怖くて仕方ない。
    でもそれはジルベルトなわけで。。

    マリアはちょっと天然。
    でも逞しい。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    フィリップはいい性格しているよ。

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    レオノーラ殿下の侍女として支えていたメアリーは、色々なわがままに付き合わされて、振り回されて。
    レオノーラの代わりに公務に出ることも少なくない。
    メアリーは影武者だったのだ。
    そのために、努力や知識を取り入れるのは仕事だと思っていた。

    ある日、レオノーラの婚約者候補としてアルベルトがやってくる。
    王が認めた婚約者だ。
    でもレオノーラは辺境伯のアルベルトは田舎くさくて嫌だといい、自分は王族に嫁ぐのだ。とわがまま。
    命令されて仕方なくメアリーが応対しながら、彼の短所を探ることになる。

    レオノーラは、隣国のフィリップに恋をして、彼に嫁ぎたいと考えるようになる。
    彼が自国に帰る前になんとかしないとと、無理矢理アルベルトとメアリーを嵌めてしまう。

    自分の思い通りになったレオノーラだけど、フィリップは気がついていた。
    彼女の能力は低い。と。
    公務の時のレオノーラと自分と2人きりの時のレオノーラと違う。と。
    もちろん、アルベルトも気がついていた。


    レオノーラが隣国に嫁いでから、ボロが出てくるところが笑える。
    フィリップに怒り狂うレオノーラだけど、自分も嘘をついて過大評価していたのだから、人のこと言えないじゃない。
    しかも、ここにきて何も努力をしていない。と言われるほどだとは。

    レオノーラは王族だからなんでも許されてきたんでしょうね。
    ちやほやされて、、それだけ。
    そんなの本人のためにもならないし。
    隣国での公務が簡単なことではないと思わなかったのか。
    メアリーは特に何もしていないうちに、彼女は崩れていくわけで。


    逆にメアリーはその間に培った知識や努力も無駄にならなくてよかった。
    アルベルトが誠実な人だったし。
    考えてみたら、レオノーラにはもったいない人だった。


    不貞を疑われた2人だけど、陛下には冤罪だと分かっていたよう。
    レオノーラの今までを考えたら、、だね。
    多分、公務のこともレオノーラではできないと分かっていたんだろうな。

    メアリーは嵌められたけど、レオノーラが嫁ぐときに一緒に行かなくてよかった。
    きっと2人は幸せになりますね。

    読み応えがあって、面白かったです。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    タイトルが惹きつけられる。

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    小さい頃から王子の婚約者だった伯爵家の令嬢ロロナ。
    彼女は努力家で完璧な令嬢だった。
    完璧すぎて王子から疎まれ、義妹ルミナからも目の上のたんこぶとされて。

    結局卒業パーティで婚約破棄をされてしまう。
    これは王子からの一方的な破棄。
    きちんと手順も踏んでいない。

    それでも義妹を好ましく思っていた王子は、破棄して義妹と結び直せば、家同士を考えても問題ないと考える。

    そんな簡単に考えていたら、その本人のロロナが事故死!

    もちろん2人とも喜ぶわけです。
    でも、、、
    もちろん現実はそこまで甘くありません。

    伯爵家の家事情は悪くなるし、王子も超えるべきことがたくさんです。

    色々な陰謀が潜む中、シェザムがいい仕事をします。
    彼が一番現実を見ている。

    さて、色々な障害を乗り越え、王子とルミナは結ばれるでしょうか。

    やはり人の不幸を喜んではいけないということです。

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  5. 評価:5.000 5.0

    強くて頭が良くて

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    クローディアが社交界の色々な問題を片付けていくお話です。
    高飛車とタイトルにはあるけれど、そういう風に見せているだけで、彼女はとても博識で優しくて、素敵な人です。
    過去に祖国で色々あって、一筋縄ではいかないところも良いです。

    王子に口説かれてもかわすし、、きっとベリルが大好きなんでしょうね。
    ベリルと王子のコンビもまた面白いです。

    1話も高くないから、これからきっと人気が出ることでしょう。

    これをアニメ化してくれたら素敵だろうな。
    と、どんな声優さん達がマッチするのか。考えただけで楽しくなります。

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  6. 評価:5.000 5.0

    似たもの同士

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    シーラは氷の力を持つ一族に生まれたけれども、自分の力をコントロールできず、落ちこぼれと言われていた。
    ある日、炎の国のイザークと結婚するように言われる。
    厄介払いができて良かったと思っていそうな祖国。
    悪魔のような人だと言われている人に嫁ぐのもたいして変わらないと、そのくらいに思っていた。

    でもいざ婚礼の日になると、彼もまた同じように一族の中で厄介者扱いされていることに気が付く。
    自分と似たような境遇だったのだ。

    だからこそ力になれるはずと、彼の暴走を止めたり、飲水の貯蓄を増やしたり。
    一線を引いていたイザークだけど、どうも気になってしかたなさそうです。

    これから炎の国の他の王子達からシーナを取られないようにちゃんと守ってあげてください。

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  7. 評価:5.000 5.0

    好きだったからこその言葉

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    リーゼは小さい頃からアレクシスを慕っていた。
    でも彼は辺境伯の息子。
    自分はその騎士団長の娘。
    身分が違うと恋心に蓋をして騎士団のために働いていた。

    ある時、辺境伯と息子のアレクシス、騎士団も一緒に出かけたところに賊にあって、大きな被害を受ける。
    道が雪で進めなくなったために雪の塊をどかそうとしているところに奇襲をかけられたのだ。

    アレクシス以外は大きなダメージを負い、、
    辺境伯を継いだアレクシスは心の傷を負い、性格が変わってしまった。

    それでも辺境伯。
    跡取りを残さないとリーゼと結婚することに。
    リーゼは嬉しいけど、アレクシスは、、


    アレクシスはずっとリーゼのことを思っていたのです。
    でも彼も身分を考えて、気持ちに蓋をしていた。。

    時を戻ってから、性格が変わった原因の奇襲を避けるためにリーゼは奮闘します。
    奇襲の賊を捕まえるために2人協力した時に、アレクシスは、、リーゼに惚れ直すわけです。


    リーゼの戦い方がまたいいですね。
    女性らしくて、さすが騎士団長の父を持つだけあります。
    身分差なんてなんのなんの。
    皆が生きていたら、それだけで幸せなのです。

    きっとこれからは2人力を合わせて辺境を盛り立てていくことでしょうね。

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  8. 評価:5.000 5.0

    また読めて嬉しい!

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    祐紀はダンスが好きな、アメリカ育ちの明るい女の子。
    宮苑で彼女が成功して成長していくお話です。

    ずいぶん前に読んだことがあって、忘れられなかった漫画だったので、めちゃこみで読めて嬉しかったです。
    劇中劇のレディアンを探して。
    これも大好きです。

    宮苑の男役頼りのポリシーを変えていく2人の姿は、いいコンビだと思いますね。
    本当に名作だと思います。

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  9. 評価:5.000 5.0

    求婚システムが複雑すぎる。

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    リュゼットは、何度も求婚されたけど、いざ顔出しとなると、相手が挙動不審になって。。
    なぜかと思ったら、名前が似通った人との人違いだった。

    妙に破談にすることに対して、慣れてきたリュゼットの次の求婚者は、ローレスだった。
    彼はエリートで顔も良くて、、
    これもきっと人間違えだから。と思っていたのに、なぜか???


    求婚する前にきちんと人の名前を確認しなさい!!
    本当に失礼な人たちだ。

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  10. 評価:5.000 5.0

    深いです

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    向坂とちはるは、不倫はしていたわけではなくて、ちはるの罪悪感を消したかっただけ。
    事故にあったのも、不運だっただけ。

    背中の大きな傷だけではなく、心にも大きな傷を負って。
    大好きなデザインも辞めるほど。

    でも、なほに出会ってから、向坂は変わっていった。
    ちはるとの過去に背を向けずに、乗り越えていくことができた。
    良いの仲間にも恵まれて。

    暗くなるような内容でもあったけど、時にコメディタッチの絵が入ったりで、重々しくならず。
    その辺はやりすぎると軽くなるけど、うまくバランスが取れてて読みやすくて。

    二人の愛情がまた深くて良いですね。

    とってもおすすめです。

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