Doramiko さんの投稿一覧

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11 - 20件目/全158件
  1. 評価:5.000 5.0

    健気だ。

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    菊子は醤油屋の娘。
    両親が事故で亡くなったので、叔父が継いでいるその会社。
    その叔父の嫁と娘に虐待されているけれど、健気に頑張っていた。

    叔父はいまいち赤字の多い醤油屋を立て直すための融資を受けるために、借金部分を加工工場に押し付けて別会社にしていこうと考える。
    加工工場は潰してもいいという考えだ。

    でも菊子は両親が大事にしてた、従業員もいるこの工場を閉めたくない。

    なので、醤油屋に融資をしてくれた商社の社長に頼んでみることに。
    彼は融資に条件を出す。。

    菊子は潰さないために売り上げを上げるために、奔走していく。
    その姿に打たれる商社の社長、神崎。
    菊子が虐待されていることも、嫁と娘が無駄使いをしていることを知って、神崎は菊子の見方を変えていく。

    この叔父さんが醤油屋を継いだのがよくなかったんだよね。
    画家になりたかったらしい。

    もし画家になっていたら、嫁や娘がこんないい生活送ることできていなかったでしょうね。
    こんなボンクラの叔父さん、画家になっても大成しないよ。
    ちゃんと感謝してほしい。


    さて、菊子が工場の社長になってから、売り上げが伸びて融資を受けられるようになったのと反対に、きっと醤油屋は落ちぶれていくと思う。
    いっそのこと、菊子が全部を取り仕切ったほうがいいんじゃないかな。
    神崎も融資の条件にするといいよ。

    • 2
  2. 評価:5.000 5.0

    2人は波長が合うみたい

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    戦で父親を殺され、兄も人質になってしまったので、後継者である兄を逃すために、交換要員としてアンナは敵国に行かされる羽目に。
    女性らしくなく、剣も使えるアンナは、父親以外に疎まれていたからだ。

    アンナは腹の探り合いの社交界にはうんざりしていたし、女性は男性に媚を売らないといけないだなんてまっぴらだと思っていたから、父親の仇を取ろうと敵国に行くことを了承したのだ。

    ケネス王子に会い、人質としてとはいえ、敵国ながら居場所を作っていくアンナ。
    この国は、エクリプス家が牛耳っていて、王ですら象徴になっていた。
    その祖国を救うべく、ケネスや他の友人たちを使ってエクリプス家を追い詰めていく。

    実態は、エクリプスが作った薬のようなものによって、王族が支配されていたということだった。


    無料話も長く、引き込まれていく話に楽しませてもらいました。
    アンナも強くて自分で運命を切り開いていく姿はとても尊敬します。
    ケネスも王族に味方がいない今、気が抜けないのでしょう。
    アンナが支えになっているのです。

    母親に渡されていた薬がなんなのかわかって落ち込んでいる時、アンナに叱咤されるところはいいシーンだなと思いました。
    お互い、信頼しているからこそ。

    ケネスが民のことを思って賢王になる未来は近いなと思ったのでした。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    クズすぎる旦那

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    ヘンドリックに助けてもらったから恋をしてしまうラシェル。
    彼に恋人がいることをわかった上で、嫁ぐことを望むけれど、その生活は思った以上にきついことだった。

    がんじがらめになったラシェル庇う息子のランスロットに、ヘンドリックは気に食わないからと剣を向ける。
    それを止めようとしたラシェルはその剣の犠牲になってしまう。。

    死んだと思ったのに、結婚式の日に戻ってしまうラシェル。
    今度はクズな旦那より息子のランスロットを大切にしようと、義実家の皆を巻き込んで。。


    本当にクズな旦那だ。
    一人の人を愛せと言われたから。って、他の女性は蔑ろにしていいのか?
    それなら結婚しなければよかったのに。
    話が通じない。

    妻は子供を作る道具って、2人目も作らせてその子を育てるのは自分と愛人??
    わけわからない。

    旦那はやはり離婚するべき。
    愛人と結婚できなくても、結婚が全てではないんだし、このままでいいんじゃない?

    まあ公爵を継ぐのは無理だろう。
    こんな人が騎士団長なのもしめしがつかないのでは?

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    逞しい白蘭

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    前世の記憶もをち転生した白蘭。
    偶然?に会った男性を治療したら、興味を持たれ、攫われてしまう。。
    彼は雪華国の皇子だった。

    皇子は心の病で眠れず、食欲もなく。
    その中で医妃として後宮に入ることに。
    彼を治しながら、心を通じ合わせて、後宮の闇を暴いていく。。
    ハッピーエンドになってほしい。

    逞しく覚悟を持って道を開いていく白蘭。
    きっと転生した親友にも会えるはず。
    転生前も皆に親しまれる、いい看護師だったのだろうな。と思ってます。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    健気だ

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    美桜は両思いの洸士郎からプロポーズされて幸せの絶頂だったのに、ゆるかった指輪が転がった先で車とぶつかりそうだった女の子を助けて、逆に死んでしまう。
    でもなんと間違えだったとか。
    神の取り計らいにより(って間違えたのはどっちよ〜と思うけど)、もう一度5年後の世界にさくらと人を変えて蘇らせてもらう。

    その5年後には、洸士郎が激変していた。
    父親のホテルのマネージャーになっていたけど、美桜が知っている優しい彼ではない!

    神が言う条件をクリアするべく、洸士郎に近づくけど、やはり警戒心を持つ洸士郎。
    その中でもさくらの中に美桜を見る洸士郎。。


    美桜がなくなってから、後悔もあって、人が変わってしまったみたい。
    美桜の家族もやつれた感じ。
    親友の紬も悩んでいる。。

    自分が美桜だとはいえないさくら。
    それでもタイムリミットの1年は近づいてきて、、、

    美桜と洸士郎という、長い付き合いだからこそ、信頼関係が見た目を変えてもつながったのかなと思う。

    紬を婚約破棄にして不幸にするわけにもいかない。
    紬が洸士郎のことを好きなのは分かったから。
    でも自分に嘘はつけない。
    その葛藤がよく表現されて、涙が出てきました。

    最後の方でさくらの日記を見てしまう洸士郎。
    きっとパズルがハマったことでしょうね。

    まあ直接本人に話していなくて、読まれただけだから、咎められないと思うけど、いつか本当にことをさくらの口から言ってほしいですね。
    美桜の家族もきっと待っているはず。


    美桜はお嬢様だから、一人ではなにもできないと思ったのに、ホテルの清掃スタッフとして働き始めたのはびっくりしたし、結婚するのに、さくらの戸籍はどうするんだ?とか、疑問も湧くけど、それ以上にお話にのめり込みました。
    綺麗なお話をありがとう。

    途中、同じ人なのに顔が変わっていてたのは直して欲しかったかな。

    • 1
  6. 評価:5.000 5.0

    モラハラ男から逃げられてよかった

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    エレナは小さな頃から、アルベルトの第4夫人になることが決まっていた。
    意見を言うこともできず、自分の気持ちなど無視して、もののように扱うアルベルト。
    バカ女というくらいなら、嫁入りさせなくてもいいのでは?と思う。
    すでに3人のがいるんでしょうに。

    エレナが持つ前世の記憶を思い出してからは、やはり農業に携わりたいと考えて、アルベルトと結婚するのは嫌だと思うようになる。
    もともとよく思っていなかったけどね。

    でも、彼は自分の思い通りにならないからと暴力まで振るって。。
    エレナの父親も、コネクションが欲しいがために娘を差し出すことを考えているけど、娘の幸せなど何も考えていないのです。


    そんな家を逃げ出した先に、ルイスと出会う。
    これが転機となるわけです。
    ようやく9話で破棄してもらうことができて、夢に一歩前進したエレナ。
    ルイスと一緒ならきっと、彼女の意見も尊重してくれて、穏やかに過ごせるはずでしょう。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    家政婦じゃない!

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    静香は同棲して長い彼氏がいる。
    彼は営業できていたところから仲良くなって付き合うことになった。
    でも、同棲も長くなって、家のことをなんでもこなしてくれる都合のいい家政婦扱い。

    静香がそれを自覚していなかったから、気がついたら浮気をされていて。

    やはり、同棲している先のベットで、、って気分が悪い。
    やるなら外でやってくれ。と思う。

    そんな傷ついているところを上司が気がついて。
    いろいろアドバイスをもらっているうちに、、、

    彼女はもっと自信を持っていいと思う。
    彼女の魅力に気がついてくれるその上司に溺愛されて、自信を取り戻して欲しい。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    すぐ覚えられるのは羨ましい

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    平民出身の茉莉花が女官になれたのは、彼女の記憶力に尽きる。
    周りはもちろんよく思っていなくて、目も合わせてくれないくらい。

    で、偶然と偶然が重なって皇帝と顔見知りになる。
    その際にひったくりの顔などの特徴をきちんと記憶していたために、興味を持たれてしまい。
    とりあえず、利挙試験に合格して。と皇帝に言われてしまう。。

    合格してしまえば、実力での登用ということになるから。
    しかも皇帝が何より自分の近くに置いておきたいよう。

    それが自分に秘密があるから。


    茉莉花の伝記が出て女官を目指す人たちのバイブルになっていくという未来から始まっているから、ハッピーエンドになるのだろうけど、皇帝と茉莉花はどんな関係になっていくのか。
    ただの上司と部下という関係ではなく、側室という形なのかな?

    面白く引き込まれるので、ぜひ読んでもらいたいです。

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    癖があるけど、仕事ができる

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    麻衣は念願だったお天気お姉さんとして、デビューすることに。
    前任者が急病のためにお鉢が回ってきたのだ。

    彼女は気象予報士ではないので、予報ができない。
    気象予報士が作った原稿を読み上げるだけ。

    せっかくだから、楽しく天気を伝えようと思う麻衣と、正確に情報を伝えることに意味があると考える気象予報士の水野。
    少しずれがあるのです。
    まあ素人だから仕方ありません。

    彼はこの仕事に誇りを持っています。
    プライドがあるわけです。
    その分仕事はできます。

    だんだん彼に感化されて、やる気が出てくる麻衣。
    彼も柔軟さが出てきて、相乗効果です。

    これから2人はくっつくのでしょうが。
    いいパートナーになれそうです。

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  10. 評価:5.000 5.0

    王子たちじゃなくて王子。

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    小さな島からおばあちゃんに大きな病院の医者かかるために東京にやってきた海。
    住み込みで家政婦を募集していると聞いて、採用されると、そこは海が大好きなアイドルグループの住むマンションだった。
    しかも、海が男の子だと思われての採用だったと。。

    確かに男の子で、家事全般できて、住み込みも。となると応募は少なかったんだろうな。

    もともとある程度わかっていたけど、個性のある3人で。
    表も裏もあったけど。
    その懐にいつの間にか入っていく海。
    本人は意識していないんだろうけど。
    3人にとってかけがいのない人になっていく。


    タイトルが王子たちではなく、王子というなら、彼だけを指すのでしょうか。
    海がその彼の特別になっていくのでしょう。

    他人に関心がない人って、一度タガが外れると。
    それでもこの場合は妹。止まりだと思うけど、どうだろう。

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