5.0
マンガだとアグネスの表情が見えるのでいろんな憶測ができて面白いですねぇ!
小説ではひたすらマクシーを励ます存在として帰っていったように思います。小説だと顔が見えないし回想してるシーンなんてないので。
もちろんマクシーは色々と勘繰っているし、リフタンを連れて行こうとしてるのではという疑念は晴れないのですが(実際政治的な意図はあっただろうけど)アグネスの本心は描かれない。
とにかく、アグネスがマクシーに最後に言った一言が大きかったように思いました。カットされてますが!!
You can do it——
その一言を反芻しながら、アグネスの手が触れられた肩をそっと触れるマクシー。わたしはこのエピソード、大きなターニングポイントになっていると思っていました。
アグネスのしたたかさは感じることはあります。だけどリフタンが言うようにそういう目的でリフタンに近寄ることはない。心のうちは分からないけど。それよりもアグネスはマクシーの才能を認め、1人の女性として自立を後押ししようとしてくれる存在として、描きたかったのではないかと思います。
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オークの樹の下
077話
第77話