イゼキエルはおそらくアタナシアにどんどん惹かれていったんだろうな。
そして、それは策略してる父に逆らう可能性がでてくるまでに。
アタナシアはイゼキエルの前で泣くつもりはなかったんだろう。だけど、パパとの今までを思い出してるうちに涙があふれてしまった。
転生前も親子の愛情というものに恵まれてこなかったから、そんな状況には慣れていたはずなのに、クロードとの交流がだんだん心地よいものに変わっていき、「パパ大好き」のセリフが次第に本物に変わっていった矢先に、自分のことを忘れるという最もツラい状況。キツイよね。
ずっと平気なふりをしてたけど、心の中ではやっぱりどうしようもなく怖く、そして寂しかったのだろう。
そりゃ涙だって自然にでてくるよ。
イゼキエルは、父に似たいけすかないヤツだと思ってたけど、今回のアタナシアの件で、父や陛下をも敵にまわす覚悟ができたのかな。
言い方は穏やかだけど、強い決意と覚悟が感じられる。ちょっと見直した。
最後に、クロード。
その通りなんだよ。
大切なものをあなたは失いかけてるんだよ。
あなたの最愛の人の娘、あなたと唯一血の繋がった実の娘をね。
あなたが取り返しのつかないことをしてしまう前に、思い出して‼️
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ある日、お姫様になってしまった件について【タテヨミ】
052話
ある日、お姫様になってしまった件について【タテヨミ】(52)