読み終わったら、静かに涙が頬を伝っていた。目覚めたアタナシアと同じように。
パパはダイアナと出会って変わったんだね。彼の目にうつる彼女はいつもキラキラ輝いていた。パパにとってはそういう存在だったんだね。彼がずっと着ているあのテルマエロ、、、みたいな衣装は、ダイアナの影響だったんだね(苦笑) そんな素敵な時間だから彼の中ではとても早く過ぎていったんだね。
そして、ダイアナを失ってからは地獄の日々。黒魔法により感情をコロすことで代わりに得た虚無感で毎日の職務をこなしてきた。
アタナシアが目の前に現れてからは、毎日彼女がキラキラと笑いかけたり話しかけたりすることで、彼の感情に徐々に変化が起き、湖で溺れた時には彼の行動と感情に矛盾が起き始め、彼女の魔力が溢れて血を吐いた時には彼の中の変化は決定的だった。苦しむアタナシアを抱き締めた時の、彼女の髪にそっと手を添える彼の手からは、優しい愛情が感じられて、胸がジーンときた(涙)
そして、ジェニットから贈られたリボンによる魔力の暴走時には、初めてダイアナの意思を理解できたんだね。この時に初めてクロードは、アタナシアという自分の命よりも大切な存在を認識できたんだね、ダイアナと同じように。もう思い出しても涙が止まらない(苦笑) アタナシア、あなたはちゃんとパパにも愛されていたんだよ。パパは自分の命よりも大切なくらいあなたをいっぱいいっぱい愛していたんだよ。
よかった、、、本当に、、、
私の心までジーンと温かくなったよ(涙)
ありがとう。
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ある日、お姫様になってしまった件について【タテヨミ】
102話
ある日、お姫様になってしまった件について【タテヨミ】(102)