そうか、橘さんはこの時点で、自分では考えもつかなかったことを実行している紫乃さんに惹かれたんだ。
同じ境遇で、気持ちはいやというほどわかる。
でも、涙しながらも彼女は逃げずに真っ正面から対処している。
橘さんからしたら、親父の会社で働くなんて何言われるかわかったもんじゃないし、そんなしんどい環境御免だって思ってるだろう環境で、彼女は一人立ち向かってる。
現実からは逃れられないから、逃げずになんとかその環境でそこの人たちと折り合おうとしている。
そんな紫乃さんに興味を持ったのがこの時だったんだろうな。
結構、いや相当好きになる土台、固められたね(苦笑)
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きみは面倒な婚約者
021話
story05(4/4)