かなちゃんがニノの苦しさを理解し、さらにその根本的な原因を感情に、ニノとして演技にさらけ出す。
それを真っ正面から受けたアイ、いや、アイから溢れたルビーの感情。
それは、アイが振る舞ったであろう何を言われても完璧な笑顔ではなく、怒りと悲しみを表したルビーの涙の表情だった、、、。
ルビーはやはりアイをこうだととらえたんだね。何を言われても大丈夫なアイではなく、実は隠している感情がちゃんとあったのではないか、と。
どちらが正しいのかは、誰もわからないかもしれない。
ここにはもういないアイだけが真実を知ってる。
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【推しの子】
170話
第百三十六話 喧嘩