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流れの速い時代。
戦後の混乱の世の中で、自分がどれだけ心に傷を持って、それの癒し方も分からないままに余りにも速く進む時代の流れに、「私」であろうとする人たち。それが、傷ついたままの「私」かも分からないまま。
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戦後の混乱の世の中で、自分がどれだけ心に傷を持って、それの癒し方も分からないままに余りにも速く進む時代の流れに、「私」であろうとする人たち。それが、傷ついたままの「私」かも分からないまま。
肉体が、あるのかないのかだけで「意識は永遠に存在する」ことを覚えていないほど、エゴだけで生きている人が多い。常に自分の「意識」を観察して、エゴをクリアにしておかないと、曇った「意識」でしか世界を体感出来なくなってしまう。
人間関係の「軸」は、相手への思いやりだよね。「周りの人、全ての事柄に感謝の意をもって」なんて思わなくても、自我(エゴ)を超えて人や全ての事柄と向き合えることができたなら、内側から「純粋な想い」が湧き上がり「感謝」も体で感じられるはず。
成人して、仕事して、大人の社会人をしている男性たちの「素」の部分って素敵。小学生の男の子みたいなダジャレで楽しい会話がいい。プライドというなの自尊心がない、ナチュラルがいい。料理にも、それが現れている感じがする。
自分の気持ちに、しっかりと向き合うって素敵。だから、内側から「これが今!これが自分の感覚」みたいな生命力が溢れて輝いている人。自分の全てを受け入れている人。
女性が、人間関係で悩み、落ち込み、周りの意見に左右されると思われがちだけど、男性も同じなのね。むしろ、「こだわり」に閉じ込められたマインドにコントロールされている人が沢山いるのかも?
主人公の好奇心、素直さがペットでもある「相棒」に現れている。「お隣さん」なので、必然的にストーリーが密になるところもいい。主人公を取り巻く人たちの関係性も温かい。
自分の「本当の想い」って、エゴに隠れて見えないものだと言うことが「恋」をどうして実感できる。純粋な「心」ほど、深くに潜んで見つけられるのを待っていてくれている。
主人公のエゴの透明感がいい。「私!私!」のエゴさえも俯瞰してみている感じで、周りの人たちの調和を調整している。
やっぱり母親からの価値観の影響は強い。母親が自分の経験から作り上げた価値観や劣等感のフィルターで、我が子の無限にある可能性を制限させてしまうサイクル。自分が自分のエゴフィルターに気がついて、外さない限り。
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ながたんと青と-いちかの料理帖-