英田先生
西本先生
素敵なお話を作って下さり、本当にありがとうございます。
「虚空の月」は
以前より西本先生が大好きで、このお話を見つけた時に飛び付きました。
第一話の入り口、ベランダのテーブルの上に置いてあったアルコール(白ワインでしょうか、それとも日本酒?)に
月が映っているところから、ミステリアスな感じが全体に流れていってこれがタイトルの象徴なのだなと思いました。
志堂さんの切れ長の目、言葉の端々に鋭利な刃物を思わせるような冷たく光るもの。
比賀の真っ直ぐな視線。覚悟を持って必ずや極道の世界に飛び込むんだと思わせる強いもの。
最初からこのお話のトリコでした。
最終的に二人の関係がどう変化していくのか、私はそれをどう感じるのか。
とても楽しみにしていました。
なので最後に書かれていたことに凄くショックを受けました。
昨年のことなのに、申し訳ないことに全然存じ上げませんでした。
闘病生活の中でも前向きにこのお話の完成を願って尽力されていたことを伺い胸がいっぱいになりました。
草案は有る物のここで閉じるとの事。
西本先生もどんなにか辛く悔しい決断だったでしょう。
草案の最後に二人が幸せに結ばれたこと、志堂(佐伯)の孤独な夜が終わったこと。
それらを読んで涙が溢れました。
このお話を、二人の物語をもっとずっと読みたかったです。
本当に残念でなりません。
志堂さんも比賀も私にとって忘れられないキャラクターになりそうです。
最後に
英田先生、どうぞ安らかにお眠りください。
そして西本先生の更なるご活躍をお祈りいたします。
-
2
虚空の月【コミックス版】
029話
漫画版 月下の独白(3)