5.0
心地よい距離感
近すぎず、遠すぎない距離感が心地よい。そして恥じらいながら頬を染めるしずかさんの表情に癒される。夫婦になる前のふたり。少しじれったいと思うこともあるけれど。もしかしたら人生で一番輝いて楽しい時だったのかもしれない。もう戻れないあの時。
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825位 ?
近すぎず、遠すぎない距離感が心地よい。そして恥じらいながら頬を染めるしずかさんの表情に癒される。夫婦になる前のふたり。少しじれったいと思うこともあるけれど。もしかしたら人生で一番輝いて楽しい時だったのかもしれない。もう戻れないあの時。
オパールさんの魅力はブレない事、そして他人に怨み事は言わない事ですね。根も葉もない無責任な噂で屈辱的なレッテルを貼られたら、名誉を回復するために行動すると思う。でも彼女にはそれよりも領民の生活の向上に全てをかけた。その強さゆえに、冷酷だった父親は話を聞くようになった。酷い仕打ちをした元夫も名誉の回復に尽力するようなった。まだ逆恨みをしているお嬢様の誤解が解ける日もそう遠くはないかもしれない。そんなオパールに安らかな日が一日も早く訪れんことんことを心より願う。
清子さんの名付け親は、彼女の祖母だろうな。清い心を持ってほしいという思いがよくわかる。
しかしかんじんの親と妹は容姿だけを見て酷い仕打ちをする。一方養安寺の和津さんや瀧川さんのように心を見て優しく手をしのべる人たちもいる。そう思うと、清子さんは人の心を写す鏡みたいだ。
もし自分の心はどう写るのだろう?それを思うと少し怖い。
登場人物の表情が豊かで、その時の心情が手に取るようにわかるのが良い。一方、人の上に立つ者がそれで大丈夫かな?と心配になるけど、身分に違いはあっても同じ人ですよ、という作者(漫画家)メッセージなのかな。
子供の頃から慣れ親しんでいた怪獣たち。そしてその殆どはヒーローによって討伐されていた。その事を当たり前と思っていた。でも怪獣からみればたまったものではない。怪獣というだけで何故こんな仕打ちを受けるのか。理不尽だ。
これは怪獣へのレクイエムであり、怪獣からのリベンジである。
以上10話までの感想です。
猫猫にとって、後宮勤めは自ら望んだものではなかった。家に残した義父の身を案じながら、年期明けの日を一日千秋の思いで過ごす日々。目立たずに真面目に勤めれば必ずその日は来る。はずだった。しかし、それをしなかった。否出来なかったと言った方が正しいかもしれない。好奇心と少しの正義感というがそれだけだろうか。たぶん猫猫は認めないかもしれないが、心のどこかで現実を受け入れているような気がする。今、猫猫の手には見えない赤い糸がある。その先にいるお方は誰だろう?
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