やはり、タタラは、母を救うのも、時を待つべきだったんだ。もともと数少ない兵力で、赤の王の一軍のもとに行くなんて、無理に決まっていたはずなのに。 やはり子供の決断だった。
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やはり、タタラは、母を救うのも、時を待つべきだったんだ。もともと数少ない兵力で、赤の王の一軍のもとに行くなんて、無理に決まっていたはずなのに。 やはり子供の決断だった。
皆をこんな目にあわせた、浅葱、朱里に腹が立つ!
あいつ、ひねり潰してやりたい! あの時、アゲハさえ邪魔しなければ、朱里にやられてたのに!
あの蒼の王の使いが、伝言に行った仲間を…。 許せない!
若旦那、笑う! あの後ろの女の子が、1〜2歳くらい小さいのに、話すことは大人。
でも、人を見る目は、タタラや他の全員よりある。 蒼の王が、最低の人間だと言う事を、直ぐに見破った。不思議な事に、アイツが、腹黒い事を誰も気づかないなんて不思議。
みんなタタラのために、一緒に来てくれたのに、疲労でも気遣ってもらえないのかわいそう。
わい…⁈ 今どき、「わい」なんか言う関西人はいない。それに、関西人はお金に細かいと言いたいのか⁈
仲間のことを、こんなふうに売るヤツは、絶対に信用してはいけない。 赤の王は、残酷な人間だが、仲間は大切にする。
先を読むのが怖い。 この旅で、いなくなってほしくない人がいなくなりそうで…
アゲハは、どうして、浅葱なんかを助けるのかなぁ⁉︎
かわいそうな生い立ちをしてる人達は、山ほどいる。 その中で、蒼や赤の王に無惨に殺された人達やその家族は、かわいそうじゃないのか⁈
なんで、今まで信じていたタタラの事を信じずに、蒼の軍の浅葱の話だけ信じる⁈
そしてタタラは、浅葱が嘘をついて、皆に同情をかってトクを得ようとする、表裏がある危険な男だと気づいても、自分の大切な人達から消すことができないリーダー。
その決断が、皆を危険にさらしてしまう。これは、人々の生死がかかっているから、後悔などでは許されないのに。
BASARA
066話
瑠璃の章7・魔の森(3)