26727位 ？
5.0
両親の再婚によって姉弟になった湊と透が、紆余曲折を経て結婚する話。
姉への気持ちを抑えるために女遊びに走った透、そうとは知らずに透の素行の悪さを軽蔑する湊…そんな２人の関係が変わったのは、ひょんなきっかけから別人になりすました湊が、成り行きで恋人として透とつき合うことになってから。
悪名高い女たらしと思っていた透の本質と一途さを知って、湊は透に惹かれていくものの、自分を別人と思っている透に本当のことが言えないまま、色々な事件に巻き込まれていく…
あり得ない話なのに展開が自然で、どんどん引き込まれていくのは、やはり作者の力量でしょう。脇役達もキャラがしっかりしていて話を盛り上げてくれるので、脇役にスポットを当てた番外編も面白かったです。
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4.0
イケメン過ぎて女性恐怖症になった久世くんと、性格が良すぎて他人に頼られると断れない松岡さんが、助け合いながら？最後は結ばれる話です。
短いストーリーでも、色んなエピソードがうまく盛り込まれ、不自然さを感じずアッという間に最後まで読み切れました。
ここまではとても満足ですが、これからつきあい始めてからの２人がどうなるか興味があります。久世くんは本当に女性恐怖症を克服して松岡とラブラブになれるのか？社員たちの反応は？…ぜひぜひ続編をお願いします。
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3.0
１話目、大好きだった３年越の彼女にフラれて落ち込んでた彼を、ずっとアタックしまくってきた主人公が慰めて両想いになる話。
いやもう完全に「弱ってるトコロにつけ込んでラッキーな展開」では？(笑)
やっぱり他校より同校で近くに居る方が強いよねー…という感想。(笑)
でも、他校の彼女を一途に想い続けた律儀な彼に惹かれた主人公、こんなにチョロく落ちてきて、つき合ってから信じられるのかなぁ？と疑問だったりします。(笑)
３話目は↑の逆バージョン。受験が理由で彼にフラれた彼女、友人だったチャラ男に慰めろと要求して、慰めのキス＆ハグされたらそっちに気持ちが移ってしまったという、これまたチョロい展開。(笑)
「本当に恋したことあるの？」「そっちこそ誰でも良かったんじゃねーの？」という言い合いから、互いの想いに気づく…という展開ですが、やっぱり軽いとしか思えず。(笑)
そういう意味では、２話はちょっと毛色が違っていて面白いかも。
「この先どうなるの？」と、いちばん興味が惹かれた話でした。
２話に免じて星３つです。
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3.0
正直なところ１・２話は、読んだ直後でも「エートどんな話だったっけ？」と、すぐに思い出せないほどインパクト無かったです。(笑) 読み返しても、主人公のアホぶり（自己チューで浅はかな考えの末、相手を傷つけてることに全然気づかない）に引いてしまう。
３話だけは、主人公がどうしてイジメられたり心配されたり落ち込んだりするのか全く意味不明だったのですが、最後の最後で理由がわかるというオチでインパクトすごかったです。思わず「性同一障害」について調べ直したほど。
ちなみに今の時代、そういう子がフツーに自分のことをオープンにして学校生活を送ってるのでしょうか？（自分の時代では皆無だったので）
そうなると主人公は男子ですよね？でも女子トイレに入り、女子と一緒に体育の授業受けたり着替えたりするのでしょうか？…それはイジメの対象になるのも無理はないと思いましたが、性同一障害の本人にしたら、逆に男子と一緒なのはツラいだろうし…などなど、この話が元で現代の問題に目を向けるきっかけになりました。
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5.0
もう５回以上、読んでますが(笑)いつ読んでも新鮮味が無くならず面白い。
一番好きなシーンは、文化祭で由奈と理央が誤解し合いながら告白する場面。由奈のなりふり構わぬ一途さと、理央の素直な言動が好感持てます。
対してカズ＆あかりは、共に色々考えすぎて面倒くさいというか苛つくというか(笑)
最終的には４人とも、様々な障害を乗り越えてハッピーエンドに。
個人的には由奈＆理央推しですが、２人の物語じゃなくて４人だからこそ、ストーリーの広がりと深さが出て、いつまでも飽きの来ない作品になっていると想います。
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4.0
高校時代、彼女がいた彼を好きになり（というか、片想いだった彼に彼女ができ）彼が振られたあと猛アタックしてつき合いだした経験を思いだしながら読みました。もっとも私の場合はこんなに簡単にOKして貰えず（そりゃ別れたばかりでスグ他の女子とつき合う気にはなれないかと 笑）何度もフラれて、OK貰うまでに半年以上かかったかな。
同じ学校に元カノが居るって、なかなか緊張感あるし、まして自分からフッたクセにヨリ戻そうとしてくるなんて最低（私の場合ソレは無かったけど）…なので主人公の気持ちは手に取るようにわかるから、彼が心変わりしなくて良かったけど、この先、卒業まで何度も元カノと自分を比べるんだろうな…と、ちょっと切なくなりました。
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3.0
一言で言うと、尽くしすぎるのが原因で元カレに振られた？（と元カレが言ったわけではないけど）主人公が、遊び友達の一人を好きになって両想いになる…というだけの話です。(笑)
元カレがヨリを戻したいと言ってくるわけでもなく、ライバルが現れるわけでもなく、互いに何となく距離が近づいて、なるべくしてなっただけ…という、何の意外性も無いストーリーなので、読後感は「現実味があって共感できる」か「単純すぎて面白くない」に分かれるかと思います。
個人的には絵が好みでないため、主人公にも彼にも魅力を感じることができなかったので星３つです。
0
5.0
今どき珍しい昭和男子？の灰原くんに臆せず突っ込んで行くヒロイン。ちょっと軽いけど、いつも相手のこと優先で楽しませることばかり考えて誰とでも仲良くなれるキャラは、これまた今どき珍しいコミュ上手。
こんな彼女によって、頑なだった灰原くんの心が解放されていく様子、とても微笑ましく、ラストの心の声が何とも感動的でした。
友人達や灰原兄も皆、良い人ばかりで、彼らを含めた２人のその後を知りたく、続編を心待ちにしています！
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4.0
３話とも女子から告る話ですが、中でも２話のヒロインはサイコーに男前！(笑)
あんな委員長がいたら、男女関係なく誰でも惚れ込んでしまいそう。
１話は、小さいが故に女子として見られず、好きな人に相手にされなかった話ですが、私の学生時代は小さい女子がめちゃモテでした。(笑)
今は背の高いモデル体型の女子がモテるようで、時代の移り変わりで好みも変わるんだなぁと感慨深く読ませて貰いました。
３話がいちばんインパクト薄かったですが（何が言いたいのかよくわからず 笑）どの話も現実に起こりそうな点で共感できたし、悪者が出てこないのも爽やかな読後感でオススメです。
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5.0
身分違いの恋…小さい頃から一緒に育った、高貴な家柄のお嬢様と使用人の孫息子が、色々な障害を乗り越えてやっと結ばれるストーリーです。
お嬢様の母親もまた、同じような身分違いの恋をし、家を出た挙げ句ボロボロになって戻って来て病死してしまったため、周囲は娘には同じことをさせないようにと神経を使います。家同士が決めた、お嬢様の婚約者、その元恋人、協力者となる使用人、母親の駆け落ち相手、お嬢様の実の父で当主の秘書など、役者揃いで物語を複雑に面白くしているので、息つく間もなく一気に読めます。
お嬢様を一途に想う主人公・空太の辛い気持ちにずっと心が折れそうになるだけに、最後の逆転ハッピーエンドは本当に救われた気分になります。
映画化したら必ずヒットする作品だと思います。
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