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5.0
49話まで読みました。
生まれつき心臓が悪く、名家の令嬢なのに継母から殺されそうになる沙都子と、沙都子に惚れ込んで何度も命を救う殺し屋の進平。
進平の一途さに沙都子も惹かれていくのに、自分がせめて家のために出来ることとして政略結婚を最優先し、進平との平和な暮らしを考えない…
お家最優先の時代だからなのでしょうが、長く遊女と共に暮らして平民の価値観も理解してきただろうに、そして守ろうとしているお家の継母に、殺されそうになるほど邪魔者扱いされているのに、何より沙都子が居なくても何も困らないお家が現実なのに、それでも尚、家のことばかりにとらわれる沙都子が歯がゆい。
それでもそんな沙都子のために命さえ省みず、何でもしてあげたいと思う進平が切なくて、このままだと沙都子応援のテンションが下がりそう(笑)
どうか最後は進平が幸せになりますようにと願いながら先を楽しみにしています。
3
4.0
132話まで読みました。
主人公すみれの、中学時代のこじれた三角関係（親友が好きな先輩は、実はすみれ狙いで、すみれはその気無かったのに親友に誤解され憎まれ、高校に来てまで嫌がらせされる）、後にすみれの彼となる律希の複雑な家庭事情など、深いトラブルを背景に、すみれと律希が愛を育んでいくのがテーマでしょうか？
それらの問題を乗り越えて大学受験を迎えたところまでが132話…この先は何が起こるのか？大学が離れて遠距離恋愛でのトラブルあれこれかな？ちょっとダレ気味なので、大きな転換に期待したいです。
0
5.0
ネイルサロンに男性…しかも産婦人科医ってレアな設定ですが(笑)心に傷を持つ２人が出会えて良かったです。
彼が初体験の時に彼女から「上手すぎて初体験なんて信じられない」という理由でフラれ（そんな理由で？？？）以来、怖くて女性に触れられなくなったというのもあり得なそうな話ですが、要は相手から自分の気持ちを拒否されたトラウマが強かったということですよね。そんな彼に、彼のことを一番に考えて惜しみなく愛情を捧げてくれる葉山サンの気持ちが通じて、トラウマを克服できた。
一方で葉山サンも、かつて初めてつき合った元彼の心ない言葉に傷ついて、恋愛に踏み出せないトラウマを抱えていた。（しかも彼のお粗末なエッチしか知らないまま）
共に、「相手に対する思いやりの無い、悪い相手とつき合ったことで、恋愛へのトラウマを抱えてしまった」ということで、「ちゃんと相手を見極めてから良い恋愛をしましょう」という教訓も含まれているような気がします。(笑)
…とはいえ、頭では理解してもなかなか恋愛感情はクールになれないものですから（自己反省含め笑）この２人は、２回目の恋愛で素敵な相手と出会えて本当にラッキーだったと思います。
2
5.0
私は犬飼いですが（今の子は11頭目）このお話は愛猫家・愛犬家が「本当にこんなことが起こったらどんなにステキだろう！」と願ってやまない夢ですね。
ペットたちが人間の身体を借りて話してくれたら…生きていたとき、何を感じてどんな思いだったか伝えて欲しい…究極の願いです。
この作品は、そんな夢が叶うばかりか、主人公に素敵な出会いまで提供してくれて願ったり叶ったり、まるで「猫の恩返し」のような心洗われるストーリー。
たまが再度、天国に行くシーンはさすがに泣けましたが、その悲しみ以上の幸せを残してくれていって救われました。
うちにも、見送った９頭がイケメンの身体を借りて現れないかなぁと切に願ってます。(笑)
1
3.0
主人公くるみは蒼太が好き、蒼太は都が好き、都は中学時代のコーチと不倫関係、千秋はくるみが好き…という仲良し４人組の関係。不倫関係に苦しむ都が別れる決心をした日、蒼太は都に告白。でも「ずっとおさななじみだから」とフラれる…でも本当にフラれたのか？蒼太がもっと押していれば変化があったのでは？
そして、都にフラれたと思った蒼太はくるみに泣きつく。いつも自分のそばで支えてくれたくるみに、千秋がアプローチするのを見て、蒼太は自分の気持ちに気づく…って、単に惜しくなっただけでは？都がダメだったからくるみに乗り換えただけでは？…と思われてもおかしくない展開。(笑)
千秋だけが、くるみに対して誠実な気持ちと行動を示しているので、他の方が千秋推しなのも納得できます。番外編で千秋を幸せにしてくれる出会いを読みたいです。
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3.0
日和くんのことが好きなくせにどうして伝えてあげないのか？躊躇う理由が、相手を傷つけても守らなければならないことなのか？…が全くわからぬままにイライラしながら読んでます。(笑)
95話でやっと、九州に旅立つ日和くんに気持ちを伝える気になったのに、土壇場で気持ちが萎えて結局、伝えられない。そりゃ佑菜が亜蘭くんと一緒に来たと思った日和くんは、誤解したままお別れご挨拶のお辞儀するしか無いし、佑菜はそれを見て萎えるくらいなら、走って来た意味も無いだろうってどうして気がつかない？結局、自分が傷つきたくないだけでしょうが。これだから美人は捨て身になれなくて困る…(笑)
…と、ここまではストレス満載な印象ですが、このイライラはまだまだ続くのでしょうか？(笑)…完結してから読んだ方が、メンタルには良いかもしれません。(笑)
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4.0
絵が綺麗で、占い師ダリアさんの豪邸も衣装もムードがあり、物語全体のイメージがすぐ浮かんで映画にして欲しいと思いました。（ダリアさん役はディーン・フジオカで (笑)
齢100歳以上の不老長寿の美形ダリアさんに、幼少時に命を救われ、そのまま育てて貰って一途に慕う音葉…不老不死の宿命で、愛する人を大勢見送らねばならなかった悲しみを知り、ダリアさんのそばから離れようとするが、音葉の危機を察知したダリアさんは、音葉を最後までそばに置く覚悟を決める…というハッピーエンド。
ちょっとアッサリし過ぎて物足りないけど、ファンタジーの余韻的にはこれくらいで良いのでしょうか？個人的には、そこから先の２人を知りたい。(笑)
音葉が30代〜40代になった時のダリアさんとの生活…是非、続編を！
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4.0
厳しい父親の期待に応えるべく自分を律して生きてきた日生が、フツー女子の雨音と中身が入れ替わってしまったことで庶民の感覚を知り(笑)これまでの自分が偽りの姿だったことに目覚める…というのがテーマでしょうか？その結論に至るための入れ替わりだった？…のなら、やっと目覚めた日生がこれからどう生き方を変えていくのか？が、非常に興味深いところです。
これまで逆らえなかった父親に、やっとひとこと言い返しただけで、彼を取り巻く環境は何も変わってないので、それを変えるところから始めなければ？…つまり「ここからが本番」と思うのは私だけでしょうか？(笑)
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3.0
ジェンダーレスなハルナの実生活が気になります。
差別意識の激しい、ハルナ実家のＡ県じゃなくても、都会でもまだまだ差別意識はあちこちにあるので、たまたま理解ある数名の中でハルナの良さが認められても、他ではどうなんだろう？…と。そしてハルナは天使のような美形だから、男でも女でもOKと受け入れられてるけど、現実には美形のジェンダーレスばかりじゃないので、受け入れられない人の方が多いのでは？…と。
そういう意識改革の導入的ストーリー？…にしても、ちょっと表面的過ぎるというか軽すぎるというか？もう少し掘り下げて突っ込んだ展開が欲しかったです。
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5.0
両親の再婚によって姉弟になった湊と透が、紆余曲折を経て結婚する話。
姉への気持ちを抑えるために女遊びに走った透、そうとは知らずに透の素行の悪さを軽蔑する湊…そんな２人の関係が変わったのは、ひょんなきっかけから別人になりすました湊が、成り行きで恋人として透とつき合うことになってから。
悪名高い女たらしと思っていた透の本質と一途さを知って、湊は透に惹かれていくものの、自分を別人と思っている透に本当のことが言えないまま、色々な事件に巻き込まれていく…
あり得ない話なのに展開が自然で、どんどん引き込まれていくのは、やはり作者の力量でしょう。脇役達もキャラがしっかりしていて話を盛り上げてくれるので、脇役にスポットを当てた番外編も面白かったです。
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