ユリウスとレーネの関係が進展しないし、過去に何があったのか明かされないまま、他の転生者の話になってしまいそう···
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ユリウスとレーネの関係が進展しないし、過去に何があったのか明かされないまま、他の転生者の話になってしまいそう···
ああ、ついに気がついたのね。
8ヶ月経っても当然だけど心は癒えず、それどころかもはや狂気に駆られて墓を掘り起こした(!)あたりはさすがに可哀想だったけど、時間が経って少しは冷静になってきたのかしら。
だけど、クロエを失ったことをまだ「人生の敗北」と捉えてるあたり、クロエに再会する時期じゃないわね。
死んでも逃さないとか、いくらクロエを愛してても、執着や所有欲の方が強くて。愛する人を自分の思い通りにしようと思うのが間違ってるんだけど、この一件でデミアンはどこまで身に沁みたかしら。
あの首飾りのエピソードも覚えてないんだけど(イライザといい、ほんと何にも覚えてなくて···)、もちろん偽装の為ではあっただろうけど、もしかして不自然さに気付かせる為にクロエはあれを選んだとかある? あるいは生きてることに気付かせたかったとか?
バイス伯爵は、総理ってことは宰相なの?
その人、口が軽くて超迂闊な人ですよ。デミアンは配置を考え直した方がいいと思うけど、蓄音機を発売したウィンズベリー出身の実業家は怪しいわね。あえてバイスの手に渡るようにしてたりして。彼、お人好しでお間抜けなので。
敗北感て。まだまだ駄目ね。
気持ちに素直になってプロポーズしていたら、ってところまではきたのに。
でも、会いたくて後を追いたいと思うくらいには、打ちのめされてる。
クロエに拒否されることもちゃんと理解できてるあたりは、さすがに成長したのかな。
後悔なんて初めてしたのかもね。取り返しのつかないことがあるってことも、初めて知ったんだったりして。
おばちゃんはクロエが生きてるのを知ってるからデミアンざまあとか思っちゃうけど、2ヶ月も棺を側に置き、自室から見えるところに埋葬して悲しみに暮れてるのを見ると、さすがに哀れではある。
クロエの逃亡は前話から示唆されてたけど、あの黒焦げは一体···
さすがに本物の遺体でなければ気がつかれると思うので、どこから調達してきたのクロエ。ここだけはちょっと引いたわ···
小屋が燃え落ちてもいないのに遺体は黒焦げとか、わざわざわかりやすい首飾りをしてるとか、普段のデミアンなら不自然さに気付きそうなものだけど、さすがに衝撃的すぎたのね。
だけど、デミアンは自業自得。これまでのクロエに対する行いが返ってきたというか、返されたのよ。悲しめばいいわ。
子供を失ったことは冷静に考えれば誰が悪かったわけでもないんだけど、クロエを納得させる時間的余裕がなかったことと、デミアンの所業を知ったクロエの唯一の心の拠り所だったことが大きい。
そして、これまでしてしまったことはもう今更仕方がないけど、それを悪びれもせず、当然謝ることもなく、物理的に幸せにするのだからいいだろうという傲慢さを露呈した。こんなの受け止めきれないよね、ほんと。っていうか、理解できない。せめて許しを請うてたら結果は違ったかもしれないのに。
デミアンが大したことではないと思っていた、クロエの心や尊厳を傷つけたこと、その代償を払う番ね。今まで挫折も喪失もほぼ知らずに生きてきてそうだから、どんな姿を見せてくれるかしら。ここは後悔して改心するのが定石だけど、デミアンだからねえ···
デミアン母のモノローグは空想? それとも実際にクロエとの間であったやりとりなのかしら。母は逃亡を知ってるとかないよね? デミアンに喋っちゃいそうだもの。
クロエが冷静だったし、グレイにきちんとわからせたのはよかった。
クロエがしたことすることは、状況に抗えなかったのだとしても、それでも選択したのはクロエ自身なのだと。(グレイがどうこうする権利もないよと)
そしてクロエ、これはやってやったのかしら。
喜ばせるような手紙を送っておきながら、最大に効果的なタイミングで仕返しに出たのね。
相変わらずのデミアンは、クロエにとっても自分の側が最上であり、多少の行き違いがあっても大した問題ではないと思ってる。
だけど、そんな浮かれた気分を打ち砕くような事態に直面して、さすがに冷静ではいられないんじゃないかな。
クロエが本当に火の中にいて命を落としても復讐は遂げられるけど、偽装ならもっといい。復讐の為に命を落とすなんてもったいないし、クロエには生きていてほしいし、悲嘆に暮れるデミアンを生きて他所から見られたら、最高の仕返しになる。(クロエがそうかはわからんが、おばちゃんはそう笑)
っていうか、駅で見かけたイライザを覚えてないんだけど、連れてた人が杖ついてたもんね。ヒロインは死なんわ(笑)
このまま消えるつもりなのか、頃合いを見てデミアンのもとに現れるつもりなのかはわからないけど、とりあえず面白い展開になった。いいぞクロエ。
セシルは本来のレーネが好きだったという貴重な人なのね。
だけど、今も不器用ながらも優しくしてくれる。恋愛感情的にはどうなっていくんだろう。
そして今回は、妹たちとずっと一緒にいるユリウスを見て、レーネが自分の感情に気付くのではと思ったけど、まずはユリウスの嫉妬ターンでした···
ヒロインが鈍感なのは鉄板だけど、そろそろ展開がほしいかな。あんまりにも気付かないと馬鹿に見えてくるから。
あれ? レーネがヒロインなんだよね?
シリーズものとかで別の学院のゲームがあったのかしら。よくわかんなくなってきたぞ。
セシルがコスい(笑)
最終日に教えるからと全日縛ったわね···
そんなことしなくても、レーネなら約束は守ったと思うのに。(ユリウスという邪魔は入っただろうけど)
そして妹の頭の中はそれしかないの?
この子が男性をそういう対象にしか見てないので、レーネや他の女の子もそうだと思ってるんだよね? 図らずも自分のものさしが出ちゃってて、ユリウスの前なのに下品さを露呈してるわ。
すごい縦ロール来た!!
ヴィオラももっといろいろ希望を言ってもいいのに。無欲すぎる。
恋愛関係になることを拒否してもいいのよ?
簡単に流されるのはちょっとなと思ったけど、資金援助を受けたという弱味か···
こうなるとカレンにとって、正妻はヴィオラでよかったんだろな。
悔しい思いもしただろうに、拍子抜けしちゃうくらいのいい子だし、公爵のことなんとも思ってないから盗られたとか負けたって感じにもならないし。
ドレスを売ってお金を作ったみたいだけど、公爵は手切れ金渡さなかったの?仮にも恋人だったのだから、追い出すんじゃなくてそれなりには送り出しなさいよ。
一度目はそんなに引っ掛からなかったけど、時間を置いてあらためて読み直してみたら、旦那様のクズっぷりが酷すぎた(笑)
拗らせてた理由もなんだかよくわからんのだけど、それでも愛人には支えてもらってたというか、癒やしてもらってたんでしょ?何年も。
それを、ヴィオラに惹かれたのはまあいいとして、貴族でもなく本館にも入れず頼れるのは公爵だけのカレンを別館に放置して、ヴィオラに夢中になって本館に入り浸るなんて。
気持ちが醒めたり他の人に移ったりするのは仕方ないけど、それでも次に進みたいならけじめをつけて、これまでの礼を尽くして(そこまでの価値がなかったのだとしても、せめて生活に困らないようにしてから)送り出して、ヴィオラに向き合うのはそれからだったのでは?
帰宅時にカレンが暴れてたから勢いもあったんだろうけど、正妻の前でいきなり「出て行ってくれ」とか(更には正妻に乗り換える発言も)、プライドを叩き割るようなこと言っちゃうなんて、なんて嫌なヤツ。
幸いヴィオラが拒否したことでカレンも呆れて去って行ったけど、捨てられたこと自体よりも正妻の前で軽く扱われたことは、きっと傷付いたんじゃないかな。
ヒロインはヴィオラで公爵がヒーローなので、悪役(カレン)が去ってめでたしめでたしになってるけど、公爵としても男としても、ただただ彼が子供で未熟なだけだった。ほんとがっかりよ(笑)
まあヴィオラにこっぴどくバッサリやられてはいるんだけどね。
バッドエンド目前のヒロインに転生した私、今世では恋愛するつもりがチートな兄が離してくれません!?@COMIC
072話
第26話(2)