なんだかいろんな感情が入り混じるね。
すみれの中で澄が少しずつ消えていこうとしている時に、幼なじみに出会うのもなんというかタイミングよ。
彼女の歩んできた人生を垣間見て、澄が手に入れられなかったものを痛感し、更に澄の辛かった時の感情が一気に溢れ出したけど、幼なじみは自分のことを気にかけてくれていた。
最後には温かい気持ちを受け取ったけど、自分が澄だと名乗ることはできない。感情のジェットコースターで、制御しきれないね。
黎はすみれの気持ちを探知する能力があるのかな。いいところで来てくれる。真白くんと居て生まれ変わった気持ちになっていたけど、これでまたすみれの中で変化が起こりそう。
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スミカスミレ
027話
第十二話(2)