なんか予想と真逆だった。前話のコメントが恥ずかしい。
辛い体験から抜け出せずにいる洸を目の当たりにして、自分にはわかりえないと失恋を受け入れて、洸には今まで通り友達として接するのかと思ってたら、とんでもなく前向きな結論に至ってた。
まあそう、双葉の思うように洸に必要なのは傷のなめ合いなんかじゃない。でも今洸がしたいのは、なるみに寄り添うこと。なるみのためでもあり、たぶん洸自身の納得感みたいなもののためでもあると思う。
だから「なるみといるべきじゃない」っていうのは双葉が決めることじゃない。双葉から見た洸のためだけを思った主観であり、洸の立場、なるみの立場からはそうじゃない。
最終的には双葉の前に進む強さが必要だけど、今は無理だと思うし、双葉が世話を焼いたりすると洸を追い詰めて拒絶されてしまいそう。
洸のために何かしたいのなら、なるみを救うことも含めて、時間をかけて距離もとりつつ動かないとだめじゃないかな。(今はそっとしとけと思うけど)
それは洸を好きな気持ちを殺さないといけないかもしれないし、双葉自身もたくさん傷つくことになると思う。そうまでして洸を救う必要があるのか、洸がそれを求めてるのかは甚だ疑問だけど、双葉は洸に笑顔を取り戻したいんだよな。なんだか空回りしそうで心配だけど、きっとやるんだろうね。
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アオハライド
100話
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