いつも冷静なユスタフが、皇太子に決闘を突き付けてしまうとか、やってしまったな。
どんなにクズでも相手は皇太子、一旦は皇后も叱ってくれたけど、皇室の体面を傷つけたことに変わりはない。ヒロインの痣を見て逆上したんだろうけど、これはまずいことになった。
だからおばちゃん言ったじゃない、行っちゃ駄目だって。
結局ユスタフと皇太子妃を出会わせてしまい、二人の姿に動揺して第二皇子に連れ出してもらい、一人になったところで襲われてしまった。その上大事なユスタフを窮地に立たせることになってしまって。
来たならユスタフから離れちゃ駄目だったし、一人になっちゃ駄目だったのに。まあこうならないと事件は起きず、ストーリーも進まないから仕方ないんだけどさ。
これからどうやって後始末するんだろう?
ラストの皇太子妃が不憫だったな。
ある意味恥をかかされたのに、場の立て直しは押し付けられて。
でも顔を上げた彼女の表情はもう切り換わっていて、威厳すら見えたわ。
だから恐いのね···
あと、あまりにも皇太子と出来が違うので、第二皇子は皇后の息子ではないのかもとか思ってたんだけど、そんなこともなさそうだった。
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緑陰の冠
047話
第47話