そんな出会いがあったのね。
学生だったヒロインからしたら、これは惚れるよねえ。
デザインの話をするヒロインの横顔に旦那さんはハッとしてるけど、ここにきて初めて心が動いたのか、それとも魅力を再確認しただけなのか、または彼も出会った時のことを思い出したのか。
旦那さん側の気持ちがまだ語られないからウズウズするけど、反応がワンパターンでわからんわ。目を見開くだけなんだもの。
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そんな出会いがあったのね。
学生だったヒロインからしたら、これは惚れるよねえ。
デザインの話をするヒロインの横顔に旦那さんはハッとしてるけど、ここにきて初めて心が動いたのか、それとも魅力を再確認しただけなのか、または彼も出会った時のことを思い出したのか。
旦那さん側の気持ちがまだ語られないからウズウズするけど、反応がワンパターンでわからんわ。目を見開くだけなんだもの。
お互いに何もわかってなかったってことなんだろうね。
ヒロインも不器用なら、旦那さんも気を遣えるようなタイプではなかった。
妻の本音が見えたので、安心して近寄れるようになった感じかな。
ところで旦那さん側の本音はまだですか。
おばちゃんせっかちなので、早く知りたくて仕方ない。
ヒロインの方は旦那さんのこと好きだったのに、予定とか食事どうしてるかとか、知ろうとしなかったのかな。
自分のことどう思ってるかわからないのなら、尚更知りたくないか?
壁がある、近寄り難い雰囲気ってのは言い訳で、自分から歩み寄る努力をしなかっただけなのでは。
相手も遠慮したり、もしくはそれほど自分に好意がなかった場合、そりゃ一年間何もないわ。きっとただ待ってただけだったのね、相手が行動を起こしてくれるのを。努力してなんとかなりたいほどの好きではなかったのか?
ヒロインの気持ちがわかったのに離婚するんだから、やっぱり好意はなかったのかな。
まあでも政略結婚が嫌ではなかった程度、新しい生活を始めたいと言われたら、そこまで自分のこと好きだとは思えないか。
一度だけの頼みだって、初めてを済ませたいみたいに取れなくもなかったもんな。
そしてこの同期の男の子はヒロインのこと好きなのね。
社食でするような話ではなかったけど。旦那は社長なんだし。
政略結婚だったしそんな素振りもなかったから、ヒロインが自分に興味がないと思ってたってのはまあわかる。だから手も出さなかったんだろう。
で、あなたは?
実は好意があったのか、そこまでではないけど結婚が嫌なほどではなかった程度なのか。そこが知りたいのに先に突入しちゃうのね。
旦那さんの方は何を思って一年間過ごしてたんだろうね?
実は両片思いだったってのが定番だけど、この作品はどうかな。
ついにっていうシーンのはずなのに、しりとり始めちゃうし、青山の目がガンギマっちゃってるのがもうさ(笑)
でも触って感動して極まってるのはなんかいい。そしておもしろい。
以外と攻めるのね、響。
だけどそんなんしたら、青山の人形(ひとがた)が···
必要に迫られて仕方なく選んだのに、あれ?かわいい?ってなったのかと思ったら、これは餌付け···
なるほど、女性というよりはペット的な可愛さというか興味ね?
あ、だから小動物系···
実は好きだったけど極度のツンデレで、とか可能性低そうなことも考えてみてたけど、やっぱり自分に興味無さそうなところに目をつけただけなのか。
伴侶を持つことに興味は無いけど、後継者なら結婚しないわけにはいかないから、コレでいい、だったのね。
それならヒロインを解放してあげてほしいけど、王子も他のギラギラした令嬢では困るってことか。
だったらヒロインのこと、もっと丁寧に接してあげてほしいんたけど??
って思ってたら、令嬢らしからぬヒロインの所業に驚いたあと笑ったわ。もう駄目ね(笑)
一番マシそうと選んだとはいえ、元々必要に迫られて決めた相手なのだから、その上可愛いところを見つけてしまったのならもう離してはもらえないわ。
ミハエルは一目惚れだったけど、結局二人とも同じ頃からの両片思いか。
立場上許されなかったけれど、こうなるとヒロインの婚約者の王太子が馬鹿でよかったわね? 濡れ衣を着せられたのは業腹だけど、婚約破棄されなければ今のような未来はなかった。
ヒロイン談からは優しくて誠実で爽やかなヒーローを想像してしまうけど、なかなかどうしてヤンデレムッツリなミハエルではありませんか(笑)
手放したくないが故に閉じ込めて逃げられないようにしたいだなんて、重いわー。相思相愛だったからよかったものの、そうじゃなかったらホラーだったわ。
大丈夫、もうヒロインはあなたに囚われてるから、あんまり怖いこと思わないでね。
早くお互いの想いに気付くといいけど、ミハエルはヒロインに伝わってると思ってるんだろうか。あなたしかいないとは言ったけど、ずっと好きだったとか言ってなくない?
皇太子にはバレバレだったから、からかわれてるのね。
でも殿下、「ミハエル公爵の夫人」って、この時はまだミハエルは公爵家の次男にすぎなかったはず。単に願望だったのだろうけど、未来を予知しちゃったのかと思ったわ。
トツキトオカの切愛夫婦事情~最後の一夜のはずが、愛の証を身ごもりました~
006話
第3話 2