生誕祭に(同行させずに)一人で行くと言われてモヤモヤしてしまった理由。そのことにヒロインが気付く過程が自然でいい。
でも、まだ恋愛感情ではないのかもしれないけど、家族として受け入れてほしいという気持ちに気付いてしまったのに、それを封印するのがせつないな···
しかし伯爵家の穀潰しとして扱われてた養子の身だったとはいえ、こき使われこそすれ、身体的虐待を受けたのはなんでなんだろう? ヒロインが反抗的だったから? 義姉の策略? 伯爵家全員が嗜虐的な性格の持ち主だった?
生誕祭で鉢合わせかと思ったけど、先に義姉と会ってしまいそうね···
ああ、50年経って人々の記憶から消えたり、覚えてる人が世を去ったりしてるだろうと思ったら、銅像があるのか。
レイリーも皇太子も迂闊だぞ? 化け物と呼ばれたことを知らないのかもしれないけど、そっくりすぎる問題はあるじゃないの···レイリーが銅像の存在を知らないとは思えないし。
しかし、見かけた人全員が「化け物」っていうワードチョイスなのは不自然だな。まあ普通は聞こえるようには言わないし、似てるな?程度で終わりだろう。びっくりするくらい似てたのなら、子孫かな?とかでは。あ、アルノーが未婚だったのなら子孫はいないか。血縁かもね、くらいかな。
さて、ヒロインが憤慨して突っかかってるけど、それ、どうするつもりなの···
アルノーを感動させるとか、ヒロインに惹かれるきっかけのイベントなんだろうけど、騒ぎを大きくしてどうするっていう。
どう決着させてくるかな。
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眠り公爵の花嫁
009話
第9話