以前はマクシーがホールに入ると鎮まりかえっていたのに、ユーリとへバロンなど人が集まるようになった変化がいい。(へバロンは割と早くからマクシーを認めていたので彼女が言葉ではなく行動で示した結果ですね)
皆様のコメントを拝見していつも新しい発見がある『オーク』。コミックはマクシーを軸に進んでいますが、リフタンは自身の過去や心の奥の気持ちを殆ど表に出すことがなくて…
〈コミックと外伝〉
リフタン他、魅力的な登場人物達のこれまでは、コミックであまり描かれていなかったので『外伝』を読んで、最初はマクシーにキツく当たっていた騎士達、リフタンと付き合いが一番長そうなルース。彼らの過去、信念、忠誠を誓う相手、大切にしたいものを少し知ることが出来ました。
なるほど。こうして今に至るのか!と改めて『オーク』の深さを感じています。(外伝はシーズン1中心の内容で、結婚初夜のお話もあります)
=====
リフタンの子供時代を少し
他国との混血私生児で父親を知らずに育ったリフタンは、8才から働き始めたそう。
見習い先の職人に手をあげられた時、耳が聞こえなくなれば自分が通る度に「雑種犬」と蔑まれるのを聞かなくてすむ、唯一血の繋がった母に最後に触れられたのがいつか思い出せず、幼い頃から病気知らずの彼が数日床に伏せっていた時※、看病した母に触れられ涙する12才の少年は聡く、優しくて、住む世界の違う少女の孤独を察し慰めようとします。
(彼も親から愛されていないと感じていた)
※少女マクシーが毒蛇に噛まれた時、近くにいたリフタン少年が毒を吸い出し応急処置を施しました。
リフタンはその時の毒の影響で、数日寝込むことに。
その後(傭兵時代)、リフタンは心身の限界が近づくとルースの魔法を借りて、幻影の思い出の少女を求め続けます。(ルースは最初の頃は懸命に彼の要望に応えていたが、次第にリフタンの要求が増え、魔法をかけることを拒む)
やがて、憧れの少女は妻になり、ドラゴン討伐後、幻影ではなく目の前の最愛の女性に不器用ながら沢山の愛情を注ぐリフタン。(結婚初夜、リフタンがマクシーに触れるのは子供時代に彼女を救出した時以来、2度目だそう)
- - -
〈ガベル〉
手先が器用で余暇は物作りをしており、城門に取り付けた魔法道具のデザイン?細工?をガベルが手伝ってくれたそう(byルース)
-
53
オークの樹の下
047話
第47話