5.0
今週は推し2人(へバロンとエリオット)の登場で嬉しい
ルースの言葉はストレートで核心を突くので
度々、マクシーが目に涙を浮かべることもあるけど
小説では、ルースから”他の騎士達はそこまで奥様のことを目の敵にしていないようだ”と聞いた際に、マクシーがルースのことを
“ルースはいつも本当のことを言ってくれる”
と表現していました。
マクシーとルースは
お互いにきちんと話しをしているから
知り合ってからの時間が短くても
信頼や安心感を感じ取ることが出来るのでしょうね
フードを被ったマクシーが
紙を見て練習する場面は外伝と繋がっています
=== 外伝ネタバレ ===
※外伝(リフタン過去編)
場所はクロイソ城内の森。
マクシー父が隣国と揉め、仲裁のためにクロイソ城に訪れていたリフタンは、交渉が中々まとまらず、数日で終わるはずが1週間以上にも及んでうんざりしている様子。
ある時、夜明けの森を歩いていたリフタンは、前方から走ってくる貴族の女性を見つけます。その女性がマクシーだとわかりリフタンの心臓はドキドキ。
リフタンは、子供の頃にマクシーがここで毒ヘビに襲われたことを思い出し、彼女は何も学んでないのか?きつく言い聞かせてやろうと彼女の後を追いかけます。
すると、マクシーがポケットから何かを取り出し声に出して読み始め、彼女の話す内容に耳を傾けていたリフタンは、以前からマクシーの吃音は聞いていたものの、それが彼女の憂鬱や緊張ではなく、言語障害だと知り動揺します。
陰から様子を窺っていたリフタンがうっかり踏んだ枯れ枝の音で、練習を人に見られていた事に気付いたマクシーは顔を赤くしてその場から走り去っていきます。
その後、リフタンは別館の近くを歩いたりマクシーに会う機会を伺うも空振りに終わり、彼女に一度も会えず、盗み見したことを謝れないまま城を出ます。
リフタンは、安心させるように彼女の背中に手を置いて、障害など些細な欠点に過ぎないと言ってやりたいと思う反面、自分のような身分の低い者が慰めの言葉をかけたら、自負心の強い彼女は憤慨するかもしれない…と、ここでも複雑な思いがあったようです。
余談ですが、
リフタンがクロイソ城に来ると、使用人達は競って彼の世話したがるのだとか(byマクシー)
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オークの樹の下
061話
第61話