4.0
次次と読みたくなる話です
最初は、親の借金のかたに身売りって、江戸時代じゃあるまいしって思いながら読んでいたけど
瀬田(寛志)の千春への愛の本気度が伺えて、良いご縁だわと読み進めて行った。
千春の親の借金の原因が、本間と手を組んだ瀬田にもあると知らされて、心を痛めた千春だが
瀬田が、本間と手を切り、千春の親の損失の補填だけじゃなくて、縁切りの為に、自分の製鉄所まで
手放した事実を知り、二人の気持ちが当初よりも深く結びついたようで嬉しい。
10年間ずっと片思いで、今もその気持ちでいる、幼馴染の巽は気の毒ですが。
まあ、これから、紆余曲折はあるのでしょうけど、今後の話が楽しみです。
-
0
離縁は致しかねます!【フルカラー版】