5.0
読んでいて楽しい
文庫本ですが「宮廷の検視女官」という本を読んでいて(5巻め)、その本が大変面白いのですが、設定がこのコミックのお話とよく似ていて、これはこれで楽しいです。検視女官はあだ名を「老猫」と呼ばれているのですが、ここの薬師は「猫猫」ですよね。宦官がスポンサーのような役割をしているところも似ています。知識を生かして頑張って事件を解決してほしいです。
- 0
レビュアーランキング 54118位 ?
5 | 49件 | |
---|---|---|
4 | 43件 | |
3 | 5件 | |
2 | 0件 | |
1 | 0件 |
1 - 10件目/全45件
文庫本ですが「宮廷の検視女官」という本を読んでいて(5巻め)、その本が大変面白いのですが、設定がこのコミックのお話とよく似ていて、これはこれで楽しいです。検視女官はあだ名を「老猫」と呼ばれているのですが、ここの薬師は「猫猫」ですよね。宦官がスポンサーのような役割をしているところも似ています。知識を生かして頑張って事件を解決してほしいです。
ユスタフはとてもクールに魅力的に描かれている。やはり転生ものだが、登場人物が魅力的なので楽しく読める。主人公が今は臨時当主として切り盛りしているが、ユスタフにうまく当主の座を渡せるのだろうかとも気になる。ユスタフが年の近いおつきの者と顔が似ていて、髪型や色でもわかるのだが、なかなか描くのが難しいのかな?
赤ん坊になって転生したエニシャがとてもかわいらしい。頭の中は大人だが、赤ん坊となっての表情もかわいい。また、親バカ、兄バカぶりもとても楽しい。元の大魔導士にもどるのか、第三の星として生きるのか、はたまた両方を兼ねるのか、楽しみになってきた。
主人公の薄いグレーがかった髪の色が、雰囲気があってとてもいいと思います。おもな登場人物の目つきが少し上がり気味で鋭いのが目につきました。何かたくらんでいたり悪女だったりする設定で、わざとそう描いているのでしょうか?部屋の中などの背景もきれいですね。
まず、タイトルがおもしろい。『魔法持ち』と言う言い方。たとえば癇癪もち、とか喘息持ちとか言うけれど、魔法持ちというタイトルに興味をもちました。中国と欧州をモチーフに描いたのでしょうか?主人公は魔法を持っていないのに、どうするのか興味が尽きません。
なんとなくよくありそうなストーリーなのですが、描き方の工夫なのか、謙虚でやさしい主人公に感動させられます。その気質が、どんな人の心もとかしていくようで、やさしい物語だと思います。どんな人にも分け隔てなく接し、看病したりするところがいい。
危機に際してみずからに魔法をかけて、自分を石像にするという発想がおもしろかったです。石像になっていたときの記憶はないんですね。そして時を遅くして運命の人と出会うところは、ときどきある筋書きですが、石像というところがおもしろいです。
ちょっと少年マンガのような気もするのだが…(女主人公を色っぽく描くところとか、戦いのところとか)
異世界へきて、現代の知識を使いながら世渡りするのもおもしろい。ギャグ調の絵になるところでは、手の先が細くとんがっているのもおもしろい。
こういう家庭があり、こういう親がいて、こういう子どもがいるということに、恐れと悲しみといらだたしさを感じる。
どうすればいいのだろうか、と思う。
ストーリーとは関係ないけれど、登場人物の鼻の下が全員かなり長く描かれているなあと思った。
それぞれの人物設定がおもしろいと思います。あざと女子はいかにもあざとい感じだし、ただ主人公はちょっと外科医には見えないような気がしますが、でもリアリティを追求したいわけではないので、いいと思います。これからどうなるか楽しみです。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています