なんか殺しまではしないけど、自分にとっての大切な人を奪われる不安さと怖さはありますよね。
この夫も、結婚したら君にかかわらせないから、なんて言わなきゃ良かったんだ。別に相手が誰であろうが、容子の親友は私だけ、っていう事実が確認できる環境があれば、主人公もこうはならなかったと思う。別に、容子が主人公を嫌っていないんだから、悪いのは夫。殺されて当然とまでは思わないけどもっと女性の心を知るべきだったと思います。
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なんか殺しまではしないけど、自分にとっての大切な人を奪われる不安さと怖さはありますよね。
この夫も、結婚したら君にかかわらせないから、なんて言わなきゃ良かったんだ。別に相手が誰であろうが、容子の親友は私だけ、っていう事実が確認できる環境があれば、主人公もこうはならなかったと思う。別に、容子が主人公を嫌っていないんだから、悪いのは夫。殺されて当然とまでは思わないけどもっと女性の心を知るべきだったと思います。
午前0時の逃亡者、小学生高学年の時に初めて読んで衝撃受けましたねー。今47歳の私ですが、懐かしくて買って読んでみたら、気持ち悪いだけだった犯人のお父さんが可愛そうで。自分が最愛の娘に人形を買い忘れたせいの言い合い中の事故で娘が亡くなってしまったら、気が触れてしまうのも無理ないでしょう。もっと早く、このお父さんに救いの手が差し伸べられていたら、数々の女性たちも犠牲にならずにすんだだろうし。井戸に落ちても最後は病院へーというところが篠原先生の優しさというか。きちんと更生させてあげる道を残してあげるのがさすがです。今はほとんど見かけませんが、昔って夜になると公園の芝生にアベックたちが一定の距離をおいてよく寝っ転がっていたなぁと思い出しました(笑)今はほぼ見かけませんね笑
この話、小学生の時から大好きでした。当時はよしえさんが憎かったけれど、大人になって読み返したら、よしえさんが可愛そうすぎて逆に苦しかった。恋が実らないのは仕方がないので克己と愛子は好きです。ただ、一途に寒い中来ない克己を待っていた挙句の果てに、酔った鬼畜の男どもに誤って殺められるなんて…。けれど、愛子の自分を命を顧みず克己を思ってとった行動が、よしえさんの心を打ち、彼女が綺麗な涙を流すのがすごくよかった。どうか成仏して、生まれ変わって今度はよしえさんにふさわしい男性と巡り合って愛されて幸せな人生を送れますように。
篠原千絵先生大好きな小学生から中学生時代を送った者です。もちろんこの単行本も持っていましたが、当時少女だった私にはたまらなく怖くて、郁男が可愛いという印象の大好きなストーリーでした。そして時は流れ、47歳になった今、久しぶりに懐かしくて何となく読んでみたら、見え方がぜんぜん違う!自分が殺められ魂になっても、最愛の娘を守ろうとする母と、大好きな姉を守ろうとする弟の愛に号泣しました。この年齢になると母の気持ちがわかりすぎて、こんなに泣かされると思わなかった。少女漫画なのに、大人も感動させてくれるって、やっぱり篠原千絵先生って天才だなと改めて好きになりました。服装や家の中でセンスとかもおしゃれだし、携帯がないとか意外、ほとんど時代の違和感を感じないのもすごいと思います。
陽菜が健気で可愛くて大好きです。私ならわたしは梨香子じゃないですって言ってしまいそう。けれど、愛する人を目の前にして、混乱させたり傷つけてしまうことを恐れて言えないですよね…。身代わりでもいいからそばにいたい、その気持ちは私もよくわかります。昔死ぬほど愛した人を思い出します。理人さんの記憶が早く戻って、陽菜と本当の夫婦になれますように。
依存する女
061話
20話 ~オ・ン・ナ・ト・モ・ダ・チ~(後編) -2