5.0
とうとう、最後まで読んでしまった…
最初は、つぐみの幼さや、すぐ気持ちが揺れてしまう弱い感じが好きになれず、なんでこんなに評価が高いのかな?と疑問を感じながら読み進めましたが、これは、つぐみや、登場人物それぞれの成長の物語だったんだ、と最後に腑に落ち、人生の交差するのは一瞬なんだと、涙が流れます。
長い付き合いの看護師さんや、同級生の是枝くんの登場、バリアフリーの設計とインテリアで組むとか、地震が起きるなどは出来過ぎてて…という感じもありますが…ストーリー的に必要な部分なのできっと、作者さんは様々な場面や、その状況を描きたかった素材が溢れてだのだろうな、と想像してます。
是枝くんが素晴らしくいい人物だったり、家つくりへの想いや、死が目前に迫っている二人、車椅子のカップルなど…胸が温かくなったり、感動したり、途中、涙が流れてしまうことが何度もありました。
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