3.0
救い手といいつつ、何度も傷付けてる気が…
主人公は、偶然手にした小説の悪役に、特別な感情を抱き毎夜うなされる程に
その悪役は幼少期から、実の父親に始まり、出逢う全ての人達から酷い暴力を受け、成るべくして悪役になったという、生い立ちの人物
彼の死のシーンを読み、救いたいと強く願った想いが、小説の世界の神に届き、彼の救い手として、本来は居なかった、ヒロインの双子に転生
戸惑いながらも、悪役と接するうちに、本来ヒロインに惹かれて、かなわぬ想いから闇落ちし、悲惨な最期を迎えた悪役が、今生は主人公に想いを寄せる事に
悪役を救いたくて、この世界に転生したハズの主人公、正直みていてイライラしました!
本人その気は無いんだろうけど…
悪役を弄んでいるかのように、持ち上げては突き放す、そしてうじうじと独りで悩んで泣いたりと…
救うどころか、苦しめてるじゃんっ! っていうシーンが多々あります
なんだか好きになれない主人公
でも、悪役はほんとうに可哀想な生い立ちなので、最終的には救われて、ハッピーエンドを迎えて欲しいなぁ~って思いました!
どういった結末を迎えるのか、とても気になる作品です! が、課金してまでは読まないかも…
主人公が好きになれない…
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悪役の救い手