4.0
搾取され続けた娘は、復讐を誓う
ストーリー自体は、面白いです。
ですが…読み始めは内容が重く、辛くなりました。
主人公は第2王女、なのに何故か第2妃である母親と、城で酷い扱いを受けて過ごしていました。
母親は魔女と呼ばれ、夫である国王から残酷な仕打ちを受け続けています。
その理由が、母親は手酷い仕打ちを受ければ受ける程、その瞳から毒の雫を流すため。
この国は、その毒によって富を築いていたために。
母親も娘を盾に取られていて、逆らうことが出来ないでいるうちに、遂には命を落としてしまう。
その後、母親の能力を引き継いでいないと判断された主人公は、政治の道具として隣国に嫁ぐのですが、其れによって、運命の歯車が大きく変わります。
偶然にも、母親が隣国の出身であったこと、実は拐われていたこと、母親の死の真相、特殊能力について等を知った主人公は、祖国、そして自分たちを虐げてきた者達への復讐を誓い、その為の行動をおこすのですが…
今後どうなっていくのか、続きがとても気になる作品です!
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政略婚皇后は復讐の毒に咲く