マクシーに引き留められて耳まで赤くなってるから、やっぱりリフタンは最初からマクシーが好きだったんだろうな。
というかそもそも、リフタンが自分の意思でもないのに気に入らない女と結婚するとは思い難いし、
色々時代や立場で難しくてやむを得なかったと考えても、好きでもないのに義務で初夜を共にするとは到底思えない。
恐らくドラゴン討伐に行って会えなくなる前に、触れておきたかったんだろうなと思うけど、
そうなるとやっぱりそれならどうして
一回はマクシーとの結婚を拒否してるんだろう?
そこがどうしても気になる。
一度断ったのに無理やり引き摺り出されてこうなったってマクシーの認識がある限り、
リフタンのあの強引で粗野な物言いでは
愛されてることに気づくのに時間かかるし、気づいたところで本当にそうだと自信持って思えるようにはならないよね。
リフタンが断ったクロイソ公爵からの提案は、別のものだったのかな〜。
その上で提案を飲んだ時の条件がマクシーとの結婚だったとかなのかな。
それがマクシーには正しく伝わってなくて誤解してるだけって線なら安心なんだけどな…
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オークの樹の下
002話
第2話