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慶喜公は、徳川家にスポットを当てた物語ではとかく悪者に描かれがちですが、この慶喜はひときわ腹の立つ性格ですね。読みながら内心上様と同じように怒っていましたが、御台様が上様が怒っていることに対してとても嬉しそうなので良かったです。そして福子姫はどうしたんでしょう…
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慶喜公は、徳川家にスポットを当てた物語ではとかく悪者に描かれがちですが、この慶喜はひときわ腹の立つ性格ですね。読みながら内心上様と同じように怒っていましたが、御台様が上様が怒っていることに対してとても嬉しそうなので良かったです。そして福子姫はどうしたんでしょう…
ふたりしてそんなに眠くなるほど「おするするとお済みの由」なのは本当におめでとうござりますが、江戸城大奥とは思えないほどの羽目の外しっぷりで笑 と思っていたら、歴代将軍の月命日は奥泊まりできないとか、本当に色々規律に縛られていたんですねえ…
正弘様の発言とみんなで泣いているお庭での様子を見て涙していたと思ったら、上様と御台様がようやく心身共に結ばれそうな雰囲気で… 本当にこの作品は感情が忙しいです笑
御台様が、上様から家慶公や母上からの仕打ちを打ち明けられる前にこの話を聞いていたらどうなっていたことやら、恐ろしいですね。(御台様は上様がそのような人でないことくらいは理解しているはずだけど)
表と奥という場所の違いこそあれど、ともに上様を支えてきた同志とも言うべき瀧山と阿部様の語らい、泣いてしまいます。翼が折れてしまったくだりの発言つらい…
上様と御台様は、どんどん心の距離を縮めていてとっても素敵です。
最後のカット、あんなにふくふくと穏やかに笑っていた阿部様がこんなに痩せてしまうとは… (御台様が瀧山を上様の名代とすることを思いついたときの、御台様への瀧山の「部外者」呼ばわりには笑ってしまいましたが)
上様がこの先の未来を楽しみにできるようになって、ようやく上向きになってきたかなと思いましたが、ここで阿部様が伏せってしまわれましたか… 馬に乗る上様を心配しきりのコミカルな表情から一転した瀧山の表情も切ないです
正弘様、身体の無理をおして幕政を必死に取りまとめようとしてたんですね… にも関わらず水戸も井伊も勝手な言い分ばかりで、本当に腹が立ちます
阿部様、本当に心から上様の幸せを願ってるんですね。阿部様ご自身の様子が優れなさそうで心配ですが…
瀧山は瀧山で上様のことを心から心配してるのは伝わってるんでしょうけどね。胤篤様は隠密の力も借りながらではありますが、自分でどんどん上様の信頼を得ていきますね。
大奥
181話
第五十九回(2/4)