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動かない時計を見ても悲しくなるだけですもんね… でもきっと、いつの日か、上様の死を受け入れて懐かしく思い出す時も来るでしょうから、「一時的にお預かりします」と言った瀧山、よくできた人だなあと思います。
大河ドラマでは、上様の母上が御台様に会わせないようにしていて(確か次期将軍を巡って軋轢があって)、そのまま亡くなったという筋書きだったように思いますが、こちらではどう書くんでしょう?あるいは書かない方が、読者も胤篤に感情移入しやすいからいいのかな?
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動かない時計を見ても悲しくなるだけですもんね… でもきっと、いつの日か、上様の死を受け入れて懐かしく思い出す時も来るでしょうから、「一時的にお預かりします」と言った瀧山、よくできた人だなあと思います。
大河ドラマでは、上様の母上が御台様に会わせないようにしていて(確か次期将軍を巡って軋轢があって)、そのまま亡くなったという筋書きだったように思いますが、こちらではどう書くんでしょう?あるいは書かない方が、読者も胤篤に感情移入しやすいからいいのかな?
カチコチ鳴っていたはずの懐中時計が、シン…としているのを見て、御台様は改めて、上様がもうこの世にはおられない事実を突きつけられたんですね。家定公ご自身も仰ってましたが、この作品でこれまで上様と御台様がこれほど仲睦まじいのって見たことなかったので、胸が締め付けられます。
井伊大老の瀧山に対する「上様におかれましてはお変わりなく」の文言を見て、家治公の死後にも田沼様が同じことを言われ続けてたなと思い出したのですが、やはり…
大奥に伝えるのは表より1ヶ月も先という規則、間部自身が家宣公の死に大いに取り乱したことと関係あるんですかね… 互いに命より大事な人を亡くしてしまった御台様と重三郎の絶望感がこちらにも伝わってきて泣きそうになりました
これがおそらく桜田門外ノ変につながるんだろうなという気がしました。水戸斉昭公もどうしようもないけど、井伊直弼も大概強引なんですよね。そして御台様、同じ城内に住んでいるはずなのに、愛しい人になかなか会えなくてつらいですね…
井伊直弼の、上様のことをうざったがっている感が腹が立つ一方で、上様と御台様は仲睦まじくてとても素敵です… 故に、しつこいようですがこの先が怖い…
お万好みの流水紋、節目節目に大奥で受け継がれていっていて、有功推しとしては嬉しいのですが、気に入ってたのにもう着られない瀧山気の毒に笑 そして御台様に素直に素敵さを伝えられない上様のお可愛らしさ、頭を抱えてしまいますね。
カステラを作ろうとするとどうしても正弘のことを思い出しますね(読者も)…
ところでこの作品、今回のお話の松之助や池谷等、上様や御台様、側室に限らず大奥で働く歴史上には名も残らぬ人たちの様子も垣間見られるのが楽しいところの一つですね。
福子姫の謙虚さに比べて、慶喜の心持ちときたら、鼻持ちならんですね。本心は透けて見えるものだというのに、本気で分からないんでしょうか…
上様と胤篤様は相変わらずの仲睦まじさで何よりですが、とにかく先が不安…
阿部正弘が後を任せたくらいなのだから、堀田殿も悪い人ではないんだろうけど、250年も国を閉じてたら対応は一筋縄では難しいですよねえ… 井伊直弼は安政の大獄であまり良い印象がないですが、さてどのように描かれるんでしょう。
上様のご懐妊はおめでたいけども、次の将軍は誰になるか知っているので、それもどのように描かれるのか心配です(楽しみです)。
まさかハリスとの謁見という大役を、黒木さんの子孫(ですよね?お孫さんにあたるのかな?)が務めることになるとは…!そしてその後の陰湿ないじめや福子姫に毒を盛った人がいた件は、そういえばここは大奥だったと再認識させられて震えました
大奥
191話
第六十二回(1/3)