縞志摩さんの投稿一覧

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21 - 30件目/全40件

  1. 評価:5.000 5.0

    ハーレクイン1好きなお話

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    自分のことを不美人だと思い込んでいるけど、誰よりも社交界や華やかなことに興味のあるヘンリエッタ。
    田舎からロンドン社交界に出た彼女はまずうちのめされます。幼馴染みからは無視され、パーティでも壁の華。
    いやになって彼女は雨のなか外に出ると転んでしまいます。
    ジョナソン・ヘンリー・デベン伯爵はロンドン1の遊び人。それを逆手にとられ、ある令嬢に陥れられて結婚を迫られてしまいます。
    それを助けたのはヘンリエッタでした。泥だらけの無惨な姿を晒して、彼を救ったのです。

    後日、デベン伯爵はお礼にいきますが些細なことからヘンリエッタに嫌われてしまいます。悪気はないこととわざわざお礼にきれくれた伯爵にヘンリエッタは徐々に心を許していきます。
    さらにデベン伯爵と噂になることで、以前よりもパーティーなどに呼ばれるようになり満足します。しかし、伯爵は納得いきません。
    それはヘンリエッタが、自分が美しくないと諦めてしまっていたから。
    そこから、伯爵によるヘンリエッタへの美のレッスンがはじまります。
    美しい立ち振舞いを身につけた彼女は、伯爵のコーディネートでパーティへ。
    あっという間に殿方からダンスの申し込みがたくさん寄せられます。そのなかには、ヘンリエッタを無視していた幼馴染みの姿もありました。
    それをみた伯爵は何故か面白くなく、ヘンリエッタに理不尽に怒ってしまいます。
    気持ちを落ち着かせるなかで、デベン伯爵は自分がヘンリエッタを愛しているのだと気づきますが…自分は嫌われていると思い込んでいる伯爵はそれが言い出せません。
    領地に出向くと嘘をついて、彼女の父親に挨拶に行くもそこでもアプローチに失敗し、父親から解けそうもない難問を突きつけられます。
    2週間音沙汰のない伯爵に、ヘンリエッタも浮かない様子。伯爵のコーディネート名付け親主催の詩の朗読会に参加すれば会えるかもしれないと思い立ちます。
    詩の朗読中に伯爵のことを考えてぼーっとしていると、幼馴染みに手を握られてしまいます。しかしその手を払い除けてくれてのは、伯爵。
    そして、2週間なにをしていたのか明かします。難問は結局とけませんでしたが、「これが解けなくても誰よりも彼女を愛している」と答えました。
    ヘンリエッタも伯爵を愛していて、ようやく二人は結婚。
    きっと、二人はずっと一緒です。ゆりかごを覗いて子どもの名前も孫の名前も考えることでしょう。

    • 0
  2. 評価:3.000 3.0

    シリーズ設定してほしい

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    感想については、他の方々と同意見です。
    あの三姉妹かわいいんですけど、ちょっと強引すぎる展開ですね。

    原作者のスーザン・マレリーさんの『シークの国のシンデレラ』や『買われた花嫁』と繋がっています。
    なのに、シリーズ設定されていないのがかなり惜しいですね。
    あと、個人的にはお人好しなリーナおばさん好きなんですけど、他のシリーズでは出てきません。共通してるのは、『孫がほしい国王』のみです(笑)

    • 2
  3. 評価:5.000 5.0

    ひとの成長を描いた作品

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    タイトルと中身が一致しないなぁと読み始めた。
    基本的には妻をなくした男性が幼い子どもとの生活と成長の日々を描いたもの。
    妻を失ってから必死にいきることだけを考えていた犬飼先生。家事はほとんど妻任せだったのでしょう。食事はほとんどつくれず、お弁当や出来合いのものばかり。娘のつむぎはまだ幼稚園生。育ち盛りで、本当はもっときちんとした食事をさせてあげたいと思っていたのでしょう。思わぬところから事態は変わっていきます。母が料理店を営む小鳥との出会い。そこから、『食事会』と称した料理教室(?)がはじまります。
    食事をつくることで幼いつむぎにきちんと向き合えるようになります。
    物語の中で描かれているのは、ひとの成長です。
    最初の話から最新の話までで絵柄的にも中身的にも一番成長を遂げるのはもちろんつむぎちゃん。
    けど、親として犬飼先生も成長していきます。あんなにできなかった料理も「おとさん、料理するの好き?」とつむぎに聞かれるほど、楽しく料理もできるようになっています。
    そして、この二人と関わっていく女子高生小鳥も。
    幼い頃のトラウマや、今の寂しさを乗り越えて、自分が本当にしたいことは何か。自分の将来と向き合っていきます。
    そのほか、しのぶちゃんや小鳥のお母さんやお父さん、犬飼先生の友達ヤギちゃんなど登場キャラクターがみんな素敵です。

    タイトルの意味今後わかるかなぁ…。
    甘々と稲妻って聞いたらブラッ◯サンダーしか思い浮かびませんでした(笑)

    • 0
  4. 評価:2.000 2.0

    うーん、、、トムはちょっと(^^;

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    アニーの一途なところとか、閉鎖的でありがちな田舎の人たちの良さは出ていて良いと思いますが…。私はトムを最後まで好きになれませんでした。
    普通、こういう類いのゲス男って実はいい人って感じでそれが不器用ながら徐々ににじみ出るみたいな?
    だけど、トムは…にじみ出ませんね~。
    何を考えているのかわかりません。心理描写がうまくないのかな?
    アニーを前から少しは意識していて、サラにフラれた次の日にプロポーズならまだわかりますが、そんな描写もなしに本気でサラを口説こうとして撃沈した挙げ句、子どものためにアニーにプロポーズするなんて興ざめです。わるい意味で鳥肌です。

    • 3
  5. 評価:5.000 5.0

    土砂降りの彼女の心に傘を差したのは?

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    冴えないおじさんに女子高生が恋をする。
    ほんとーーに、冴えないおじさんで、仕事もいまいちで、バツイチで、どこがいいの?って思わず言いたくなるけど、でも彼女はあの雨の日にコーヒーを出してくれたおじさんに恋に落ちた。その些細なことにも思える出来事は、彼女にとっては大きなことだったから。
    彼女は雨のなかファミレスにやってきた。けど、外よりどしゃ降りだったのは彼女の心だった。だから、その時にそっと優しくされたら…きっと私もあの店長が好きになるだろうなって思う。
    爽やかでどこかせつなくなる、雨上がりのような恋模様。これから二人がどうなるのか楽しみですね。
    あきらちゃん、頑張って!
    そして、店長…たまには格好いいとこ見せてね♪

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    【心が】美しすぎる少年

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    ひたむきで、人を疑わず、自分の損得なしに、人を助けられる。そんな人ですね、真修は。内面が外見を美しくするというのは本当なのかもしれません。けど、優しい少年は時に儚げであり、寂しげに見えた。何が彼をそうさせたのか。
    一方で、普通のOLの聡子。ちょっとだけ過去の恋愛を引きずっていて、同じ職場にその火種があるからこじらせてしまっている。私としては、聡子には共感しかない。聡子の心の声が私とリンクする。
    『皆幸せそうにしていても触れられたくないものを心にしまっていて、うっかり飛び出さないように生活していること、私だってわかってる』というような呟きがあって、確かにねと思わず言葉に出してしまう。
    そんな真修と聡子の出会い、深まる絆……でも、それは許されるの?
    真修の家族はどう思うのか、聡子の大人としての葛藤も、聡子を大切に思う真修のまっすぐな気持ちも、呼んでいて心に染みてきます。
    これから、二人がどうなるのか見守りたいですね。

    • 0
  7. 評価:4.000 4.0

    お節介なネル叔母さん

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    私はこんな叔母さん欲しいけどなぁ。可愛いし、誠実で家族思いなネル。姪っ子のために結婚相手(仮)の家まで押し掛ける熱意に脱帽。ルイスとネル、実は似た者同士かも。誰かのことで後悔して、過去ばかり見てた二人。でも、前を向く決意をする。姪っ子ともう一人のルイスのせいでドタバタな展開に。偽婚約者になってみたり、野宿したり、別荘に閉じ込められたり。

    今回の私のお気に入りの1文はこちら。
    ネル『自分のためにちゃんと前を向かなくちゃ…私たち生きているのだから』

    • 1
  8. 評価:4.000 4.0

    天才×天然

    天然さんの主人公が天才過ぎて浮いている男の子と隣の席になるところから始まります。天然さんは男性免疫なし、でもそういうことには人一倍興味津々。一方、天才さんはなにを考えているかわからない、周囲から孤立した学生生活を送ってきて…。
    この二人がはちゃめちゃなのですが、意外にも周囲に悪い子がいなくて、皆いいこばかり。周りに温かく見守られつつ、二人は段々と友達から大切な人になっていきます。詳しくは読んでみてください。悪い人がでてこないので、爽やかに読みきれます!

    • 0
  9. 評価:4.000 4.0

    れおきゅんはすごい魔力がある(笑)

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    ジャンルとしてはオネショタってやつですね~。
    ただ、主人公の先生がめっちゃすごい妄想癖(笑)清々しいです。
    れおきゅんは家庭の事情が大変そうで…先生がそれを純粋(?)な気持ちで先生として助けます。
    そこから始まる2人の共同生活。
    でも、先生と生徒だからと一歩引いている先生…。でも徐々にれおきゅんが可愛いだけではない、ひとりの男性としてみはじめてしまう…と、まあよくある葛藤です。でもギャグっぽいところもあってテンポよく読めます。

    • 0
  10. 評価:4.000 4.0

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    親友の子どもを必死に育てるエルサの人間性は素晴らしいです。ゾーイを第一に考え、彼女の将来を考えて、自己犠牲の生活を送っていたこと、なかなかできることではないですよね。
    それに比べてステファノスはちょっと配慮にかけると言うか(苦笑)お医者さんだけど、やっぱり王室育ちと言うか、ちょっと抜けてるというか…けど、憎めない性格かな。

    ゾーイがかわいいです。ゾーイとステファノスのやり取りとか微笑ましい。
    ゾーイはエルサが大切だからね~。エルサもゾーイ大切に思ってるし、ステファノスも二人を大切に思ってる。チーム王室は安泰ですね。

    このシリーズ、すべて読みました。
    一貫して子どもが出てくる率高かったです。子どもはかわいいですね~。話が明るくなっていいです。

    3作のうち、この話が私は一番好きでした。アテナ王女のはちょっと暗かった(^-^;リリーもお姉さんが悪女過ぎて引きました(笑)

    あとは絵の好みもありますね。トータルしてこの作品がが私には受け入れやすいものでした。

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