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この作者さんの他の作品を読んでとても考えさせられたので、こちらも読んでみることにしました。
実際に日本のどこかで、いやあちこちで起こっていそうな、日常に潜む闇のお話ですね。怖い。
登場人物それぞれのふとしたセリフに心がざわつきます。
毎日の生活の中で、誰しも負の感情に振り回されてしまうことがあると思います。でも大事なものを見失わないでいたいですね。
子供たちが幸せに育っていけますように、ママたちの心も救われますように。
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この作者さんの他の作品を読んでとても考えさせられたので、こちらも読んでみることにしました。
実際に日本のどこかで、いやあちこちで起こっていそうな、日常に潜む闇のお話ですね。怖い。
登場人物それぞれのふとしたセリフに心がざわつきます。
毎日の生活の中で、誰しも負の感情に振り回されてしまうことがあると思います。でも大事なものを見失わないでいたいですね。
子供たちが幸せに育っていけますように、ママたちの心も救われますように。
ここのレビューを読むと、皆さん共感しまくりですね(笑)。
私も共感する部分が多くあります。中年世代の夫婦関係って、なんとも言えないモヤモヤがあります。年齢を重ねることでそれぞれが落ち着いてきて、相手の価値観を尊重できる余裕が生まれてくると思いきや、そんなことはなく。子育て時代の恨みつらみは、なかなか消えることなく。
この作品では、夫の不倫相手の息子が登場することでぐっとドラマチックになっています。現実の日常生活ではあまり起こらないような漫画ならではのエピソードを、楽しみながら読めます。
結婚、出産を経た主婦には、このお話に共感する人が多いんだろうな、という印象です。
かく言う私もなっちゃんと同じ子持ちの主婦ですが、うーん……。共感したかというと、一概にそうでもないような。
不倫はダメとか、主婦が恋愛なんて、と言う気はありません。それはもう人それぞれで。でも、自分はどうだろう。なっちゃんみたいな心の動きになるかどうか……。
切なくて素敵なストーリーだとは思いますが、『共感』についてはちょっと考えさせられるというか、色々と難しいな、と思いました。
素敵な備忘録です。作者さんの目線が明るくて良い。愛おしい娘ちゃんとの日々は笑いと感動でいっぱいで、子育てあるあるに満ち溢れています。私も自分の時を思い出しながら懐かしく読ませていただきました。
子育て真っ最中のママはめちゃくちゃ大変だけれど、後々になるとこの頃の記憶は本当に大切な宝物になるんだなって思います。
本当、乳児期はシャレにならないくらいにボロボロで、究極に睡眠時間を削られると人はこんなメンタルになるんだ!と初めて知り(笑)、それでもやっぱり子供は可愛くて、日々が尊い。
読み進めていくうちに真実が見えてくる構成になっており、面白い。
しっかりした堅実な主人公の女性には好感が持て、だからこそアホな家族に振り回される境遇に腹が立つ。主人公の夫はカッコいいの一言。
終わり方も悪くない。ただちょっと気になったのが、主人公が初めて家族にタンカを切る場面。「バーカ!」と絶叫するのは、なんだかキャラ的に合わないというか、軽いというか。違和感を感じてしまいました。大事な場面だけに残念でした。
精神疾患の人とその親たちのお話です。この漫画は、タイトルのとおり『親』に焦点を当てています。押川さんは患者本人や両親と面談を重ねるうち、親の育て方や接し方の問題点に気づきます。
もちろん、世の精神疾患の原因は親の育て方だけではありません。家庭に問題がなくても精神病を患うケースは数多くあります。この漫画においては、親にも問題があるケースを取り上げた、ということです。
この漫画のケースのように家庭に問題がある場合、本人と家族を救うには、本人の治療と共に、家族の問題点を認識することも非常に大切だと思いました。
胃がんで亡くなった父の闘病中のことを思い出します。痛みや抗がん剤などの描写にリアリティを感じました。
今の世の中、がんと無縁の人なんていないんじゃないかと思うほど、がんに罹る人が多いですね。
私も身の回りの多くの人をがんで亡くしました。がんは他人事じゃない。身近にあるからこそ、このタイトルを見つけた時に『読んでみたい』という気持ちになりました。
物語は、リアルな部分とフワフワした部分が繰り返されながら静かに進みます。多めの余白にも意味があると感じます。もちろん題材が重いので明るくスッキリというわけにはいきません。この漫画はこれでいいのだと私は思います。
綺麗でセンスの良い絵、恋愛漫画の王道と言える安定した展開。安心感のある作品です。
と書くとありきたりな漫画のように聞こえるかも知れませんが、そうではなく、この作品にしかないたおやかな世界感があるのでオススメです。
地味でしっかりした主人公の女の子と、主人公が恋する渋いイケメンが、それぞれいい味出してます。絵は女の子がとても可愛く、男性はとてもカッコいいです。
漫画の世界だから見ていて笑えるけれど、リアルに考えたらこの人はかなりヤバイ。悪気がなくても、ここまで来ると悪だと感じました。人に迷惑をかけすぎ。しかも全くサバサバしていない。本田さんの方がよっぽどスパッとしています。
でもまあ漫画なので、楽しく読ませていただきました。網浜さんの所業を「これはヒドイ……」とドン引きしながら読むことが、この漫画の醍醐味なのかなと。
主人公の独白が奥深い詩のようで好きです。ハッとさせられる言葉選びが良い。
人間関係はけっこう複雑ですね。
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