3.0
両片想い
実は、二人とも大学時代から好きだった… 日花里は一途に海翔の事か好きだった。
しかし、海翔は、日花里の事がずっと好きだったと、後になって回想場面で明かしているが、大学時代から常にモテモテで、社長になってからは、スキャンダルが多く、その後始末を会社でしていて、とてもそんな風には見えなかった。
日花里も後始末を手伝う側で、二人の間には、両想いを感じさせるような空気は、微塵もなかったけど。
日花里が合コンに行ったと知り、初めて彼女を追いかけるのだが…
すれ違いの両想いで、むずキュンさせたい作品なんだろうけど、読んでいて、日花里が可哀想に思えてくる。
自分のモノにしたくせに、肝心の好きの一言が言えない駄目な男。
時々、男性漫画のようなワイルドな顔になるのが、ギャグっぽいけど、根気よく読んでいると、ストーリーにハマって来ている。
日花里が、祖母の母に遊びに行った時、当て馬の彼が、都合よく登場するのは漫画だなぁと思いつつも、こんなシーンも必要なのねと思ってしまった。
ちょっと残念かな。
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お前は俺のモノだろ? ~俺様社長の独占溺愛~