5.0
好きだー…
なんとなく見つけて、なんとなく読み始めました。そしたらなんとまあ、大学時代の私(自己肯定感の低さやら自意識やらサブカル好きやら)に再会したような、なんとも懐かしく、もどかしいような気持ちになって、読む手が止まらずにいます。
そりゃ、現実はこんなにステキじゃないです。昔の私みたい、と言っても、こんなに可愛くなかったし、恋もろくになかった。大事にしてくれる人との出会いも、そんなにはなかった。
けど、だからこそ、溢れるミニシアター系映画情報と共に、見守りたくなるんです。
もちろん、私もこうだったらどんなに幸せだったか…と遠い目になりつつ。
この作品以外も読んでみようと思います。
読む人だけではなく、題材になる人までも、丁寧に扱う作家さんなんだなー、と好感持ちました。
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アレンとドラン