5.0
"葬送"のフリーレンの意味ね…
なるほど。
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569位 ?
"葬送"のフリーレンの意味ね…
なるほど。
数あるシンデレラストーリーの中でもわりと王道だと思っているが、それも1話~34話までだと思っている。
実家の家族の鬼畜っぷりも見事に表現。
長年の虐待で心を閉ざした美世と、女性不信の清霞のゆっくりと雪解けのような心の通わせ方、美世の危機にぶちギレで乗り込んで行く場面など、話のテンポも良くて読みやすい。
ここで話を完結させてもいいんじゃないかと思うほど。
35話以降は二人の新たな生活と、それまで謎だった美世の異能の件で問題が起こるんだが、その先も読んでいるけど、一度上手く収まったものを無理矢理事を荒立たせている様にしか見えず、面白味に欠ける。
『本当は一人で全部進めて、今すぐアルノーへ帰りたい』
" 一人で全部進めて "
" 一人で全部 "
"" ひ と り で ""
訳:ダボヒル軍の応援なんかいらないし、一人の方が動きやすいし、なんなら俺一人でアラゴン落とせるけど?
ってことでおk?
ちゃんと子を宿せる体で良かった(懐妊したとは言ってないけど確実でしょ?)
それよりも、いつになるか分からない配信に何ヵ月も待つより、確実に週一で一話ずつでも配信してくれるのは有難いわ。
この身請け作戦も好きなエピソード。
完全に猫猫の言葉足らずが原因で壮大な勘違いをし、李白に気があると思い込んで不機嫌になっている壬氏が愛おしくてたまらない。
そして、そんな壬氏の嫉妬なんか微塵も分かってない猫猫。壬氏をヤキモキさせるのが上手い。
予知夢のような夢を見せられた後のイボンヌからの懐妊祝福の言葉が、なんて重く悲しいものなのか。
出産でビアンカが命を落とす事を恐れて避妊してたんだと思うんだけど、自分が戦死するかもしれない状況になったら、やはり遺されたビアンカには後継ぎは必要だもんね。
早くザカリーが戻ってこないかな。
『逃げ道をどこかに必ず残す生き方』というのが凄くよく分かる。
茉莉花はその天才的な才能を皇帝に見初められて官吏として出世したけど、そんな才を持たない器用貧乏な人間にとっては周りから便利な人って扱われて利用される事に辟易するんだよね。だから逃げ道を必ず作る。
替えのきかない存在になれるという事がどれだけ尊いことか。
日は毎日昇るけど、同じ日の出は二つとないんだよな。
フェルンと見たこの日の日の出も、フリーレンには大切な思い出になるんだろうな。
ヤバイ。
キュン死にするやつや。
化粧して着飾れば十分綺麗なのよね、猫猫。
その美貌は母親譲りなんだね。
壬氏もそれ分かってて、他の男に見せたくないからそばかす入れろって言うんだよね。
葬送のフリーレン
020話
第17話 葬送のフリーレン