最初、茉莉花の天才的な能力欲しさに、嫌がる茉莉花を太学に入れて科挙試験を受けさせ、禁色取らせるために無茶振りとも思える仕事を与えたこの皇帝、珀陽という人物が好きになれなかった。
自分が退位するまで茉莉花が未婚なら…って約束も、一体何年待たせるんだ?と随分身勝手な考えで、他の男からの求婚はそれまで茉莉花に強いてきた無茶振りのツケが回ってきただけじゃんとしか思えなかった。
偶然、二人の会話を聞いて焦ったんだろうけど、皇帝という 立場で一官吏を寵愛するなど有り得ないし、まして女性初の禁色取得者というだけで嫉妬、妬みの対象になってるのに、珀陽との関係は今の時点で茉莉花にはマイナスでしかない。皇帝という立場で茉莉花の結婚を阻止していたら、珀陽にとっても不利益な話だよ。
官吏としてどんどん出世していく彼女を独身のまま周りが放っておかないだろうし、自分の退位まで…なんて悠長なこと言ってられなくなった珀陽が、この後どう行動するのか、茉莉花との関係よりもそっちが気になるね。
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茉莉花官吏伝
107話
第47話(2)