4.0
子はかすがい
家同士の争い…
クロフト家は、ムオ家を倒し、最後の後継者であるクリフをド○イとして扱う。
子供なのに、ムチで打ったり、逆らえないようにしていく。
それを見ていたクロフト家の令嬢エセンは、見るに耐えかね、父親の目を盗んで
「2度と戻って来ないで❗️」と言い、クリフを逃す。
その後、父親にとがめられたのかまでは書かれてないので分からないが、クリフは復讐する為に力を付けて戻ってくる。
クロフト家に復讐をし、自分も死を覚悟するエセンだったが、なぜかエセンは妻として迎えられる。
これが、クリフとの会話が無い中、復讐なのだと思い込み、2人の子供を出産した後、死を選んだエセン。
しかし、魂は無くならず、その後のクリフの様子をずっと見させられる事になる。
クリフは、不器用で、実はエセンを大事に思っていたよう。
悲しみにくれ、抜け殻のようになっていくクリフが命を落とすところを見て、こんな事になるなら死を選ぶのではなかったと後悔するエセン。
ハッと気づくと、産後まもなくの時間に戻っていた。
クリフが無事かを確かめるため、服まで脱がせ、これにはクリフも驚く…
自分が変わって何とかしようとクリフとの会話を望むが、いつも避けられてしまう。
ある時、体調を崩して倒れてしまったエセン。
夜通し看病するクリフ。
気持ちのすれ違いにモヤモヤしますが、エセンが、何とかクリフに寄り添おうとしていく。
そして、子供の名前がまだ無いことを話し、クリフに付けて欲しいと。
いつから考えてくれていたのか、
「イアン」
と名付ける。どこかの言葉で、神からの贈り物という意味らしい。
すぐに走り出し、エセンは子供の元へ。
「イアンよ…」
子は、かすがい。
これから、子供を大事にしていく2人がなんとか気持ちを通わせてくれることを願います。
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荒地に吹く春