5.0
キャラメルの少年だといいな…
5年前に事故で両親を亡くし、叔父の家で養女として引き取られた朱弥子。
裏松家の長女、珠子は器量だけは良く、婦人誌に掲載されるほど。でも朱弥子をいじめる目は人では無い。鬼の形相、性格悪すぎ😰
朱弥子の食事は1日1回で、洗濯や外掃除、食事の用意も許されていない。
"犯罪者の娘…" どういうこと❓
朱弥子はそんな時、両親の事を思い出す。
そしてなぜか幼少期に出会った迷い犬と、キャラメル色の髪の男の子。朱弥子の初恋🩷
その子にもらったキャラメルの包み紙を今でも大切にとってある。
そんな時に両親の事故で、2度と会うことは叶わず…
早朝、叔父にたたき起こされた。
「今すぐ鶴丸製薬創業家で社長の黒田日出鶴へ嫁へ行け」と。
3年前から急成長し始めた会社だが、会社の歴史は浅く世間的な信頼度はまだまだで、手っ取り早く信頼を得るため名家との繋がりが欲しいという流れで、華族である裏松家へ縁談がきた。
しかし日出鶴の悪い噂が沢山あり、社交場に一切現れないので、珠子は逃げたらしく、朱弥子が輿入れすることに。
そして部屋へ入ると…日出鶴が居て、とても綺麗なお顔立ちだが言葉は冷たい。
「会社の為の結婚だ。長女でも次女でも興味はない」と言い放つ。
さらに、朱弥子の肌艶も悪く痩せているのを見て、「脱げ」「裸になれ」と…
ちえさんが間に入り「デリカシーがないです❗️」と一蹴。日出鶴はちえさんに頭が上がらないらしい。
ちえさんが見たたところ、栄養も足りてない細い体を確認。「とにかく食べて肉をつけろ」と言われる。裏松家では全くなかった、自分の体を気遣ってもらえて嬉しくなり、追い出されない様にと奮起する。
食後眠くなると話をした時は、散歩も良いと日出鶴に言われ、その日は一緒に庭を散歩。
一粒のキャラメルを貰った。
あのキャラメル色の髪の男の子がくれたキャラメルと同じ。
これから、キャラメルの子の正体も明かされていくはず。日出鶴が本人だった❓どうなるんだろう❓そこ、結構気になりますね〜
-
1







身代わり婚の処方箋~製薬王は孤独な花嫁を溺愛する